私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

V6ファン見習い3年目の私がV6について改めて考えてみる。

私がV6ファン見習いを名乗り始めて、3度目の夏が終わりました。

『Oh!My!Goodness!』をきっかけにV6に本格的にハマり、この2年間で以前よりもV6のことをたくさん知ることができました。とはいえ、その2年の間には担降りしたり、俳優にハマったり、やっぱり担降りしていなかったり、アニメにハマったり、V6以外のことでも忙しいミーハーヲタクライフだったもので、V6について勉強するスピードはややスローテンポだったかもしれません。まだまだ知らないことはたくさんあります。もっと知りたいことがたくさんあります。知れば知るほど好きになるし、好きになればなるほど知りたいものなのです。そんな私ではありますが、最近は20周年ということでV6に触れる機会も特に多く、彼らのことを考える時間も増えたので、改めてV6について書いてみたいと思います。

V6の2015年夏を語るには、やはり『24時間テレビ』が欠かせないと思うのですが、実を言えば、私は『24時間テレビ』が終わったら、2週間くらいジャニヲタをお休みしようと考えていました。ジャニーズ以外のものを中心にした生活がしたいと思っていたからです。基本的に私は雑食ヲタクと言いつつ、そのほとんどをジャニーズが占めている状態なのです。そうすると、情報量にも熱量にも偏りが出てきますし、好きなものをもっと好きになるためには、時間が必要なのです。そして、今のままだとジャニーズについても疎かになっているところがあるという自覚もありました。とりあえず、キャパオーバーになっていたわけです。そういうわけで、一旦ジャニーズの優先順位を下げてしまうしか方法がないと思っていました。そして、またその生活についてブログでネタにでもしようかな、なんて考えていて、『(徳を)積めるジャニヲタになるために2週間ヲタ卒体験』というタイトルまで考えていたりしました。ちなみに、2週間のヲタ卒体験を通じて何故徳を積めるジャニヲタになれるのか、というところなんですけれど、実は数ヶ月前に引っ越しをしまして、その時に荷物を整理すると、結構ジャニーズ関連のものも雑に管理してあったり、「あれ、こんなの持ってたっけ」と思うものが出てきたり、とにかく私は身の回りのことをあまり把握できていなくて、それはやっぱりTwitterを中心にヲタ活に勤しむ時間が身の回りの整理整頓をできなくしていて、最終的にそれは大好きなジャニーズという趣味にも影響してしまっている、と考えたからなのです。ヲタ卒体験中にもっと自分の生活を見直していくことで、自然ともっとジャニーズに対しても大切に思う気持ちがますます育つような気がして、そういうことを考えておりました。さて、話は戻りますが、その頃の私と言えば、Hey!Say!JUMPに熱くなっていまして、ジュンピーおぢさんこと岡田准一さんにも負けないくらい、伊野尾慧くんのことを愛でていたわけですが、「Hey!Say!JUMPのコンサートはV6よりも後に行くわけだし、そもそも『24時間テレビ』からV6のコンサートまでも1ヶ月以上あるわけだし、2週間くらいジャニヲタお休みしてても大丈夫でしょ」くらいの気持ちでいたわけです。ここ数年ほど、Hey!Say!JUMPのコンサートに関しては、あまり事前に気合いを入れてしまうと、本番前に鎮火しがちだったりして、少し冷静になる時間が必要だなって思っていたんです。ところが、実際に『24時間テレビ』が終わると、「とりあえずV6についてもっと勉強しておかねば!」という謎の使命感に駆られてしまったのです。

以前から、ダンスに力を入れているV6とHey!Say!JUMPが何かの形で一緒にお仕事をすることを夢見ていたのですが、今回『24時間テレビ』でV6とHey!Say!JUMPが共演するという、まさに奇跡が起こったことで、ますますHey!Say!JUMPのファンにV6という先輩の素晴らしさを知ってもらいたいという気持ちが常にありました。V6の良さを知ってもらうためには、自分がもっと知っておかなければいけません。最初はそんな気持ちからV6についてもっと知ろうと思っていたはずだったのですが、やっぱり私はV6が大好きだからもっと知りたいんだな、と思えるようになりました。

以前に書いたブログを読んでいただくと分かる通り、本格的にV6にハマり出したのは2013年以降ですが、それまでV6に全く興味がなかったかと言うと、そうではありませんでした。私がV6の楽曲を本格的に聴き始めたのは『Darling』からなのですが、それ以前にリリースされたシングル曲でもだいたい知っているはずだ、と以前の私は思い込んでいました。しかし、実際は知らない曲の方が多くて、それなりにジャニヲタとして生きてきた私はかなりショックを受けました。さらに言えば、それをはっきりと自覚したのも最近だったりするわけです。やはり、「よし、V6を聴こう」と思った時、自分の知っている曲を選びがちだし、できるだけ最新の曲から聴きたくなるものです。だけど、20周年に向けて、もっと曲も覚えていくべきだと思いましたし、コンサートに行くことも決まっているので、なおさらしっかり聴いておくべきですよね。それに気付くのが、少し遅れてしまったように感じます。そういうこともあって、最近では積極的に「この曲あんまり聴いてないな」と思う曲を選んで聴いたり、過去のDVDを見たりしています。

実を言えば、そもそも何故私が今こんなにもV6に熱を上げているのか、そのきっかけからは1ヶ月も経っていないくらいだと思うんですけど、全く覚えていないんですよね。私は24時間テレビが終わってからだと思っていたんですけど、ツイログを遡ってみると、SONGSを見てからのような気もしてきて。何だかんだ言いながら、『SUPER Very best』が届いてからかもしれないし、本当にどこからなのか分からないんです。

『SUPER Very best』の発売が決まった時、種類の多さ、特典の多さ、とにかく「20周年ってすごいね」と言わざるを得ない状態で、全種欲しいところだけど、そんなに余裕もないし、ということで、とても葛藤をしました。散々悩んだ結果、受注生産である20th ANNIVERSARY SHOP盤を注文。決め手となったのは、やはり今までのMusic Videoが全て収録されているということでした。Music Videoを最初から最新までぶっ続けで見られる楽しさは嵐の10周年の時に体験していたので、その倍の20周年ならもっと楽しいだろう、という確信がありました。今まで馴染みのなかったシングル曲も、Music Videoを見ることでより親しみを感じやすくなるような気もして、多少は迷ったけれど、これしかない!と結構すぐ決断していたような気がします。発売日が過ぎてからも何度か「やっぱり初回生産限定盤の特典映像が見たいな。でも、そんなに買えないな。そのうちご縁があったらいいな」という気持ちになりました。通常盤にも何やら仕掛けがあるらしい、ということも、Twitterで分かったりして、LoppiHMV盤のみ収録されている『HELLO』も聴きたいなと思ったり、だけど、それを全て叶えるためには少しは犠牲になるものがあるという覚悟が必要なところでもありました。

そんな中で、コンサートも控えていて、今まで一度しかコンサートに行ったことがなく、DVDも3つしか持っていない状態では、「もしかしたら会場の雰囲気に馴染めないかも」と不安に思うこともあり、できればもっと過去のDVDを見ておきたいという気持ちがあり、ある日、とりあえず様子を見ようとCDショップに立ち寄ったところ、『10th Anniversary concert tour 2005 “musicmind”』を見つけてしまい、これは買った方がいいのでは、と数十分悩み続け、結局その場で購入しました。それだけでは勢いは止まらず、その4日後には『LOVE&LIFE~V6 SUMMER DREAM LIVE 2003~』も購入。今までいろいろと悩んでいたのは何だったのか、と思うほど、とにかく「自分の知らないV6を知りたい」という気持ちが走ってしまいました。10年前も12年前も、すでに私はV6の曲をよく聴いていましたし、それなりに好きだったんだと思います。それでも、そこに映る姿は私の知らない彼らで、新鮮な気持ちになって見ることができ、なおさら今のV6を愛おしく感じるようにもなりました。過去のDVDを見ていると、驚きもたくさんあるのですが、一番印象的だったことと言えば、井ノ原さんの雰囲気が明らかに変わったということでした。一応、私はV6では井ノ原さんが一番好きだと言っていますので、井ノ原さんに注目してみる場面が多くなってしまうのですが、そうしているうちに違和感みたいなものを抱いてしまって、その原因は何だろうと考えてみたところ、表情なのかな、という結論に至りました。多分、当時から井ノ原さんの笑顔は癒しであったとは思いますが、それでも、表情が今に比べて随分と鋭く感じました。若さもあるかもしれませんが、柔らかさが今ほど感じられなくて、そういう意味では今の井ノ原さんが好きだなあ、と思ったりして。まあ、そうは言えども、やっぱりどんな井ノ原さんのことは好きだな、と思いますし、彼の歌声とか、踊る姿というものは今も昔も変わらず魅力的だなと思いますけどね。こうやってまた表現の仕方に迷ってしまうわけですけれども、井ノ原さんの表情ひとつを取っても、V6というグループの進化と言いますか、過去よりも今、今よりも未来が最高な姿なんだろうな、と思うところでありました。

そんなわけで、「今のV6の姿をもっと目に焼き付けておかなければ」という気持ちになってしまい、結局、初回生産限定A盤・B盤の2種を追加購入することになってしまいました。この結論は正解だったと思います。こんな素敵な映像を見逃すところだったのかと思うと、ぞっとするレベルです。どの企画も良かったけれど、私が一番好きだったのは、寝起きドッキリだったので、やはり『学校へ行こう!』を見て育ってきた影響かな、と思ったりして。なんか、可愛いんですよ。可愛いっていう表現がもうすでに間違いな気もしますけど、わちゃわちゃしてる6人が可愛くて仕方ないんですよ。余談ではありますが、寝起きドッキリの際に、健くんのベッドに潜り込んで後ろから抱き着く井ノ原さんにドキドキしたのは私だけでしょうか。それこそ言葉にするのにためらいがありますけど、なんか色っぽさみたいなのを感じてしまって、いや、これは36歳の男と39歳の男がじゃれ合っているだけの映像だぞ、と自分に言い聞かせながらも、胸の高鳴りを抑えることはできませんでした。そもそも、36歳の男のベッドに39歳の男が潜り込んで後ろから抱き着いてる映像ってなんなんだよ。もちろん、見どころはそこだけじゃなくて、というか、もっと重要な場面はたくさんありますからね。とはいえ、何だかんだで楽しそうにきゃっきゃしてる姿に萌えを感じてしまう悲しき性であります。

私は『学校へ行こう!』が大好きだったし、みんなで楽しそうにしているV6が大好きだったけど、その頃見えていたV6と今の私に見えるV6って全く違うんだろうな、と最近よく思います。あの時には何となくしか分からなかったV6というグループの関係性がここ数年ではっきり見えてきて、そして、今の彼らが一番いい関係性だなって思います。OMGコンのMCを通してV6のメンバー同士の雰囲気がとても良いなって感じて、確かその後にMusic Loversを見て、その時の印象も良くて。そういえば、突然話が脱線しますが、私、このMラバがとっても好きで、もうそれは何回も何回も見たんですけど、当時の私は本当に間抜けで、ディスクにダビングできない方法で録画していたんですよ。しかも、HDDからは2年で消えてしまうという。つまり、もう私の手元に残ってはいないのです。メドレーもトークも、何と言っても『Supernova』がかっこよかったんですよね。また見たいなあ。さらに話が脱線しますけど、井ノ原さんが「『TAKE ME HIGHER』を歌ってくださいって言われることが多い」ということを言っていましたが、その気持ちがすっごく分かるんですよ。私もティガ世代で毎週見ていたのでこの曲が大好きですし、歌ってくれるとものすごく嬉しいんですよね。そのMラバでもメドレー内で歌っていたんですけど、久しぶりに聴いてとってもテンションが上がって、だから何度も見たいメドレーになったんだと思うんです。そうやって、私と同じように今でも『TAKE ME HIGHER』を聴きたいって思う人がこの世の中にはたくさんいるんだな、と、不思議な気持ちになったりするわけです。

6人合宿の中で坂本さんに向けて「敬語はやめようという井ノ原くんの提案を受け入れてくれてありがとう」と言われているのですが、年齢差が大きく、そして、Jr.歴の長さにも大きな差があるV6がまとまるためのひとつの方法として「敬語をやめる」という決断を下したのだという事実を私はそこで初めて知りました。V6は今でも上下関係は意識していると思うんです。だけど、その上下関係を越えて、お互いを尊敬し合える関係性であることが素敵だなと思います。一人ひとりの魅力をメンバーみんなですごいねって思い合えるっていいですよね。それって、お互いがどんなお仕事をして、どんなところで才能を発揮しているか知らないとできないことですよね。全てを把握するのは無理かもしれないけれど、ある程度どんなフィールドで活躍してて、どう評価されてて、どんなところがすごいんだということをお互いが知ってるって、実は難しいことなんじゃないか、と思うんですが、V6はそれができてるからこそ、6人で集まった時に安心できて、信頼できるのではないか、と思います。そこが実家のような心地良さの秘訣なのでは、と私は考えています。

そういえば、カミセンの身長が伸びなかったことは奇跡的だと思うんです。V6内の身長差がキャラクターと矛盾していないですよね。前に聞いた話で、人気の子役はドラマや映画の撮影期間中に衣装が合わなくなったり、シーンに矛盾が生まれないように、できるだけ成長をしないように、周りがプレッシャーをかけるせいで背が伸びにくくなる、というものがあったんですけど、カミセンにもこれと同じような現象が起きているのかもしれない、とたまに思ってしまうんですよね。カミセンはいつまでも若くて、やんちゃで、愛される弟グループでいなければならないというプレッシャーが誰も気付かない内にあったのではないか、なんて。やっぱり、未だにカミセンというグループはトニセンやファンから弟みたいな感じで扱われているように思うし、昔からカミセンのイメージが全く変わらないんですよね。トニセンは結成した時点でもう完全にお兄さんになっていたし、大きな変化がないと言ったら語弊があるかもしれませんが、すでに出来上がった状態を維持していくスタイルなのかな、と思うんです。もちろんカミセンもトニセンも年を重ねるごとに魅力が増して、新しい良さが日々更新されていると思いますけどね。それでも、トニカミの間にある関係性はずっと変わらずそこにあって、変わらないそれぞれのキャラクターもあって、それが年齢にも身長にも矛盾なく続いてきているように感じてしまうのです。

そうそう、V6に本格的にハマった時期と今に実は共通点があるんですけど、それは『図書館戦争』の公開を控えているということなんです。私は『図書館戦争』の映画化が決定して、というか、映画の公開が近付いてから、ようやく初めて原作を読んだ人間なんですけど、この作品と出会わせてくれたのは、岡田さんなんですよね。映画化がなかったら、原作を読んでいなかったかもしれないし、他の人が堂上教官を演じていたら、ここまで思い入れがなかったかもしれないなあ、なんて思っています。『図書館戦争』は私が中学生の頃から話題になっていた作品で、いつか読みたいと思っていながら、何となく敬遠していたというか、イメージが邪魔をして、好きになれないかもしれない、と思うこともあったんですけど、岡田さんの出演が決まって、作品についてもいろいろ知るうちに、自分が思っていたものとは違うということが分かって、それで読んでみようと思ったんですよね。最初は、映画を見てから読もうと思ってたんですけど、映画の公開までに我慢ができなくて、読み始めたら止まらなくて、あっという間に大好きな作品になっていたんですよね。それから、有川浩さんの他の作品も読むようになって、好きな作家さんのひとりになったわけですが、だからこそ、私の中では、V6を好きであることの延長線上に『図書館戦争』の存在があって、また、その続編映画の公開が近付いていることもまた偶然ではありますけど、運命的なものを感じるという本当に全く関係のないお話です。

ところで、今更ではあるけれど、どうして私はこんな真面目な口調で語ってるんですかね…?そもそもこのブログ記事は「ぴゃーーー!!!おぢさんたち愛おしすぎ!!!ブログ書こ!!!」みたいな感じで、衝動的に書き始めたんですけど、なんだろうこの落ち着きは。まあ、書いている内容は全く落ち着いてないし、むしろ頭のおかしさ全開なんですけどね…。そういえば、本筋には全く関係ないですが、私はよくV6のメンバーを「おぢさん」と呼んだりしますが、実際はあまり彼らのことをおじさんだと思ったことはないんです。言葉にするとしっくり来なくて、感覚的な話になっちゃうんですけど、彼らは私にとってアイドルでしかなくて、かっこよくて可愛い人たちで、年齢という概念を超越する存在なんです。

10月4日の福岡公演は私にとって2度目のV6のコンサートです。前回のOMGコンはお友達と一緒だったけど、今回はおひとりさまです。正直、緊張します。V6のコンサートの居心地の良さは前回に感じましたが、それでもやっぱり不安になったりします。特に今年は20周年という記念すべき年ですし。同じジャニーズでもグループごとにコンサート会場の雰囲気は違います。ほとんどの現場を経験している私ですが、行き慣れているグループとそうでないグループだとやっぱり心構えが違います。行き過ぎて逆に気持ちが不安定になる現場も稀にありますが。特に、今回のように2回目なのにおひとりさまというのは、私にとって大冒険でしかありません。V6のファンの皆さんが優しい人ばかりだということは、普段Twitterを通じても感じるところですが、それでもやっぱりドキドキしちゃいますよね。マリンメッセ福岡という会場も私にとって一番親しみのある会場ですし、席の位置も私が一番安心して見れる場所なのですが、不安と期待に押しつぶされそうになります。とはいえ、やっぱり楽しみな気持ちが大きくて、きっと楽しめるだろうという期待が大きいんです。ですが、もしマリンメッセ福岡で心許ない顔してひとりで突っ立ってる人がいたら私かもしれませんので、暖かく迎え入れていただけるとありがたいです。

私は感想を言葉にすることが苦手なので、ここ最近で見た、もしくは聴いたV6について、ここがどう思ったとか、何て言えばいいのか分からずに、だけどこの溢れてくる「好き」という気持ちをそのまま抱えておくこともできなくて、こうしてブログを書いているわけなんですが。やっぱりまだまだ知らないことが多いから、言葉にすることに怖さもあったりするんですよね。事実の奥には必ずエピソードが存在していて、そこまで知っていないと分からないこともあると思うんです。例えばの話ですが、私はV6に本格的にハマるまで、『over』という曲を知りませんでした。1998年11月11日にリリースされたV6にとって11枚目のシングルで、カミセン主演ドラマ『PU-PU-PU-』の主題歌であり、トニセンが作詞をした曲、ということは調べればすぐに分かります。しかし、この『over』という曲は、調べてもすぐには分からないくらいファンの間ではとても思い入れの深い楽曲らしいのです。坂本さんも印象的な曲として『over』を挙げていましたが、それは急にトニセンが作詞をすることになって、レコーディングに苦労したという、メンバーとしてのエピソードがあるからです。だけど、きっとファンはそれとは別の何かがあってこの曲に思い入れがあるのだと思うんです。私の推測でしかないけれど、トニセンがカミセンに向けて作詞した、トニセンの思いの詰まった、そしてそれを主題歌としてカミセンが主演するドラマに使われたということが全て結びついて、深く心に響く楽曲へとなったのだと思います。だけど、どうしてもその当時からのファンの思いって私からは推測することしかできなくて、その思いを共有できないことが悔しいし、恥ずかしいと思う気持ちも少しあるし、そこでひとつ壁を感じてしまうというか、そんなところがあるんですよね。だから、もう一歩踏み込んだことが言えないというか、私にとって新鮮なことでも、ずっとファンをしている人からすれば、それが普通だったりもするわけじゃないですか。そこが難しくて、何となく言葉にするのが怖くなっているところがあると思うんです。そして、過去のDVDを買ったりして、一生懸命埋め合わせてみようとしても、それは点にしかならないんですよね。ずっと応援しているファンの方の中では、その地点から今までは線でつながっているものだと思うんです。だけど、私はそうではありません。だから、知ったつもりになっても、ところどころ文脈が違っているだろうと思うのです。それでも、やっぱりV6のことは大好きだからもっと言葉にしていきたい気持ちもあるし、少しでもV6のファンの皆さんと「好き」という気持ちを共有していけたらいいな、と思っていたりします。なので、これからはTwitterでも「これ見たよ」という報告だけでなくて、それにプラスして自分の感想みたいなものも一緒に呟いていけたら、と思いますし、ブログでもまたV6について書きたいと思います。その中で、もしかしたら間違ったことを言うかもしれません。その時は「それは違うよ」と教えてくださると嬉しいです。あ、でも、出来るだけ優しくしてください。小心者なので。

これがV6ファン見習い3年目の私が今考えていることです。言葉にするには難しいことも多く、V6について考え出すと止まらなくて、いろんな方向に思考が脱線したりするので、このブログも全然まとまりがなかったと思いますが、それだけ日々いろんなことを考えているんだよ、ということです。やっぱりいつまで経ってもファン見習いから卒業できないままだけど、いつか胸を張って「V6ファンです」と名乗れる時が来たらいいな、と思っています。