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BOYS AND MEN主演オムニバスドラマ『キスのカタチ』感想

BOYS AND MEN主演オムニバスドラマ『キスのカタチ』が各動画配信サービスにて公開されておりますが、なんと私の住む福岡では地上波放送されておりまして、毎週2話ずつではありますが、楽しく拝見しております。福岡という土地はローカル番組の力が強くて、福岡の中だけでもローカルタレントで小さな芸能界が存在するほどでありますが、そんな中で東海地方で活躍するボイメンの番組を地上波で放送してくれるなんて、ありがてぇありがてぇ(CV:有岡大貴)。せっかくそんな恵まれた環境にいますので、感想を残しておきたいと思いましてこうしてブログを書いております。

まずオムニバスドラマということで、1話ごとの長さがちょうど良いんです。長くもなく、短すぎるわけでもなく、ちょうど良い。だから、気楽に、飽きることもなく見ることができます。最近連続ドラマを見る体力が続かない私でも、毎週欠かさず見ることができています。ちょっと暇な時に携帯で短編の恋愛小説読むのと同じくらいの感覚で見てる。そして、『キスのカタチ』というタイトルですから、必ず「キスをする」という条件付きなのが面白いです。万が一、ジャニーズでそんなことしたらヲタクが滅亡すると思う。もちろんボイメンのファンの方でも複雑な気持ちで見ている人も多いと思いますけどね。ちなみに私は恋愛シーンがあるとウキウキしちゃうタイプのヲタクです。そんなことはどうでもいいですね、はい。

それでは、福岡で放送された順番に感想書きます。

『真実と美』本田剛文

弓道してる本田くん最強かっこいい。全然関係ないけど、私は高校時代に弓道部に入りたかったけど、結局写真部に青春を捧げた身なので、本当に弓道って憧れなんですよ。だから、弓道部ってシチュエーションだけでときめきます。最初の弓道シーンでの本ちゃんの表情が凛としていて素敵でした。そうそう、ボイメンの中でも小柄な本ちゃんは可愛い担当だけど、ドラマでは先輩で部のエースっていう設定なのがたまらんでした。いつも濃い名古屋弁でしゃべる本ちゃんが標準語なのも新鮮。王道の恋愛ストーリーで良かったんだけど、最初か中盤あたりで一度、本ちゃん演じる悟先輩がヒロインちゃんに陰ながら視線を送る場面とかあったらもう少しときめき度が上がったかな、なんて素人が何を意見してんだか。ヒロインちゃんに弓道を教えるシーンは後ろから抱き締めるんじゃないかってレベルの距離だったから私が照れた。そんなに身体が近い状態で平常心なんか無理ですわ。初々しさを感じるキスが微笑ましくて良き良き。

『先輩』吉原雅斗

これはまあちゃんに惚れる案件でしたわ。後輩力高めなまあちゃん可愛い過ぎる。こんな後輩いたらお姉さんもっとお仕事頑張れるよ。先輩の癖を可愛いなあって見てる時の表情が好きでした。ヒロイン役の高山侑子ちゃんは私と同い年の女優さんで、昔からよく見ているから尚更物語に入り込みやすかったです。ランチの下りとか居酒屋での会話とか、好きな雰囲気過ぎてときめき半端なかったです。酔った勢いで「ギューってして?」っていう先輩可愛すぎだし、びっくりしながらも抱き締める後輩の不意に見せた男の顔が良いですな。女の人からのキスもあまりないシチュエーションでドキッとしますよね。タクシーの窓から顔を出して、なんてちょっと素敵じゃないですか。それにしても、こんなにときめかせてくれるなんて聞いてないぞ。私もコイかもしれないぞ。吉原雅斗の本気恐るべし。

『同級生』小林豊

俳優・小林豊の本気を見せつけられました。やっぱり演技といえばこばゆたさんです。日本一素顔と演技にギャップのある俳優さんだと思います。多分周りの大人もそれを面白がってそういう役にキャスティングしがちなんだと思う。その中でも今回は特別クールというわけではない設定だったので、こばゆたさんの新たな魅力を見せてもらえた気分です。海でヒロインちゃんと戯れる場面は一瞬ゆーちゃむがよぎったけど、終始良い男でした。学生時代の回想シーンでのキスは可愛らしくて、再会後のキスは大人な感じで、その違いをあの短い時間で見せられるこばゆたさんさすがです。メガネでコツンはずるい。そんなの好きに決まってる。ヒロインちゃんが働いてたカフェの雰囲気がとても好きでした。そういう画の綺麗さも好きでした。

『指先』勇翔

チャラいよゆうぴんチャラいよ。こんな接客態度悪くて雑な美容師いてたまるかよ。だけど顔はかっこいい。リクエスト聞いておきながら許可なくバッサリ切っちゃう美容師いてたまるかよ。せめて「短くした方が似合うと思うから挑戦してみない?」とか言えよ。だけど顔はかっこいい。切り終わった後にそのままお客さんを席に放置する美容師いてたまるかよ。だけど顔はかっこいい。それにしても、旅に出るとか言い出す男ほど信頼できない男いないよね。しかも付き合わない方がいい3Bオトコだからね、美容師って。ちなみに、美容師バーテンダーバンドマンで3Bね。ろくでもない男ダブルコンボだけど顔はかっこいい。なんていろいろ言ったけど、やっぱりゆうぴんは顔がかっこいいから何をやっても映えますね。もちろん顔だけじゃなくて、なんかこういう美容師いるかもしれないなっていう雰囲気を出していて良かったです。普通だったら、ここまで最初の印象が良くなかったら、どんなに素敵な髪型にしてくれても好きにはならないでしょって違和感があると思うんだけど、ヒロインちゃんが心惹かれるところにしっかり説得力があったように感じます。

『蚕』辻本達規

この話だけジャンル違くない?って思ったのは私だけでしょうか。少しフランス映画っぽい不思議な雰囲気でした。でも、これって私のフランス映画に対する思い込みかな…。つじちゃんは穏やかな優しい笑顔が素敵ですよね。いつもあの笑顔にドキドキさせられているのです。すごくマニアックかもしれないですが、冒頭の足元が映る場面で「はい好きですこの足元とっても好きです」って思いました。絶対賛同してもらえないと思うけど。本好きな青年ってところがつじちゃんと重なるところで、図書館にいる時の本を愛おしむような表情が良かったです。それにしても最後まで展開が読めなくてミステリアスなストーリーだったので新鮮でした。

『キスへの距離』土田拓海

つっちーが色白すぎて絶対陸上部じゃない。それはさておき、やっぱりつっちーは高身長なので、女の子と並ぶと男らしさが際立ちますね。普段ボイメンではいじられキャラで決まらない王子の彼ですが、今回はしっかり決まっておりました。あ、でも、走ってる時のフォームが絶対陸上部じゃない。そこだけは残念かな、なんて。好きな子への想いを懸けて勝負を申し出る男気がかっこよかったです。キスをする時の顎をクイッってする手がずるかったです。高身長だからこそって感じで良いですな。最後の夕日に照らされてるところも画が綺麗で素敵でした。

『ワンシーン』田中俊介

フィルム映画を上映する映画館が舞台というのが良いですよね。とにかく俊くんがただただかっこいい。見ながら「かっこいい」ってずっと言ってた。最初はヒロインちゃんがツインテールでアニメ好きってところが「その必要はあったのか?」と気になってしまったんですが、普通に生活していたら出逢わないようなふたりが映画館という空間の中で惹かれ合っていく様子がロマンティックに感じて、そこにヒロインちゃんのキャラクター設定が活きてきて良かったです。優斗様呼び可愛い。映画のシーンに準えてキスするというのも非日常感がありながら、最後にふたりが交わす台詞で現実味を帯びる感じも好きです。

『理系男子』平松賢人

普段は可愛い弟くんな賢ちゃんも、お堅いメガネをかけて白衣を着ていると、本当に研究のことしか考えていないような理系男子に見えちゃうからすごいですね。賢ちゃんに関しては、この撮影で彼のヴァージンキッスが失われてしまったらしいので、それはお姉さんゴコロにちょっぴり複雑でございますが、そこも含めてキスの不器用さが作品にマッチしていたのではないでしょうか。賢ちゃんは本当にボイメンに青春を捧げてきたんだね。ずっとボイメンでいてくれて、いつもときめきを与えてくれてありがとう。悪い女に騙されないようにね。それにしても、バスケしている姿がかっこよすぎて、そこだけキャラブレだったぞ。身体を動かすと身軽さがバレてしまう賢ちゃん愛おしい。そうそう、女の子からのキスってのも可愛かったんですけど、「ちゅっ」って音が聞こえたのたまらんかったです。可愛い。

『恋の詩』田村侑久

普段は騒がしい担当なたむたむが物静かで病弱な、だけど朗読に関しては誰にも負けない情熱を持っている文学青年ということで、そのギャップでまずキュンとしました。ダッフルコート似合うし、キレイめファッションもさらりと着こなすたむちゃん素敵。正直に言わせてもらうと、あまり話に集中できずに見ていたんだけど、最後の朗読シーンは胸を打つような説得力というか、引力を感じて、グッと見入ってしまいました。たむちゃんの朗読、とても良かった。「とても良かった」なんていう軽々しい感想では言い表せないくらい、感動しました。やっぱり普段からたむちゃんは不器用ながらに言葉でしっかり伝えようってしているんだろうなってブログを読んでいて思うのですが、そのたむちゃんが大切にしているであろう言葉の力を強く感じました。いつかドラマの役とかじゃなくて、田村侑久くんの朗読を聴きたいです。

『ファーストキス』水野勝

これズルくない?リーダー可愛すぎない?バーテンダー姿も魅力的だけど、やっぱりあの絶対モテるだろっていう見た目に反して女の子とキスをしたことないっていう設定がズル過ぎです。そんなの、そんなの可愛いに決まってるじゃないですか。勝くん男前だし絶対モテまくりの人生歩んできているだろうに、女の子に不慣れな演技が完璧過ぎるんだけど、一体誰を参考にしてるんです?っていう邪な気持ちを抱く私がひどい。勝くんの演技力の賜物だよねきっとそうだよね。高身長男子が女の子の目線に合わせるように屈んでキスするの、とても良いですね。

 

10話分の感想、これにて終了です。今更だけど、絶対にキスする恋愛ドラマの感想書くのってものすごく恥ずかしいですね。ていうか、好きな人たちのキスについて言及すること自体ものすごく恥ずかしいですよね。だけど、本当にいろんなジャンルの恋愛ドラマを見ることができて、改めてボイメンメンバーの演技をじっくり堪能することができて、非常に面白い企画だったなあ、と思います。

このドラマはそれぞれ動画配信サービスで購入された数をランキング形式にしてイベントで順位を発表、上位2名のメンバーにはご褒美に旅行をプレゼントという企画もありまして、6月25日まで応援投票が行われております。まだ見てないよって方、もしこのブログを読んで「このお話気になるな」と思った方、1話324円でメイキングまで見ることができますので、ぜひご購入いただけたらな、と思います。

6月13日時点の中間発表順位は以下の通りです。

1位:『同級生』小林豊

2位:『蚕』辻本達規

3位:『ファーストキス』水野勝

4位:『指先』勇翔

5位:『ワンシーン』田中俊介

6位:『先輩』吉原雅斗

7位:『キスへの距離』土田拓海

8位:『恋の詩』田村侑久

9位:『真実と美』本田剛文

10位:『理系男子』平松賢人

ちなみに、私はもちろん本ちゃんのお話を買いました。メイキング、とても可愛かったです。共演者の女の子たちと話している本ちゃん見たらやっぱり優しいなあ大好きだなあ、と思いました。そんな本田くんの姿も見れちゃいますので、ぜひご覧ください。

6月26日に東京で行われる順位発表イベントまであと1週間です。何だかんだで2週間ごとにボイメンに会えている私でございますが、九州以外の地で彼らに会うのは初めてです。しかも、10人揃った姿を生で見るのも初めてということでイベントが待ち遠しくて仕方ありません。どんなイベントになるのか、そして、どんな順位になるのか、非常に楽しみです。

いやはや、最後まで恥ずかしい。全然余談だけど、筑紫野の特典会で本ちゃんに「『キスのカタチ』のイベント行くよ」って言った時も、実は『キスのカタチ』っていうタイトルを発するのも恥ずかしかったんです。純情ぶってる訳じゃないよ、本当に恥ずかしかったんだってば。そんな恥ずかしい思いをしながらでも、どうしても感想を書きたいって思うくらい、ボイメンの新たな魅力を楽しむことができた作品でした。ありがとうございました。(2016年6月19日最終更新)