私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

本格的にV6ファンを名乗り始めて1年が経ちました。

最近V6の話あんまりしてませんが、相変わらず大好きです。トニセンの舞台も無事に当選しまして、早速2017年の予定がひとつ決まりました。今からワクワクとドキドキで待ち遠しく感じております。

omguyz.hatenablog.comさて、昨年の今日、2015年10月4日はV6のコンサートが福岡でありました。それをきっかけに、しっかりとV6のファンを名乗ろうと決めた私ですが、そのコンサートで起きたある出来事が本当に嬉しくて、こんなに幸せなことはめったにないだろうなって思ったんですが、ブログやTwitterに書くのは少し躊躇ってしまいまして。でも、V6の素晴らしさはもちろん、V6のファンってこんなに素敵な人たちがたくさんいるんだよってことも伝えたかったので、ちょうど1年が経ったし、そろそろ時効かな、と思いまして、ここに書くことにしました。

それはアンコールでの出来事でした。ステージ上に戻ってきた井ノ原さんがタオルを手にして、メインステージから真ん中の花道を歩き始めました。不意にセンターステージあたりでそのタオルを結び始める井ノ原さん。ジャニーズ好きな方はご存知でしょうが、これはタオルを客席に投げる前兆です。私はバックステージ前のスタンド席の下手側にいて、あわよくばそのまま真っ直ぐ歩いてきてくれたら、私たちの方に投げてくれるかもしれない、と少しだけ期待しました。しかし、井ノ原さんはセンターステージから横に伸びる花道を上手側に歩いていってしまいました。花道に散らばって歩く際、他のメンバーの立ち位置によって、バランス良く移動するのが当たり前なので、下手側に何人かメンバーがいたその時の状況で井ノ原さんの行動は当たり前のことです。だけど、何となくこの日は井ノ原さんが下手側に来てくれることが少ないな、と感じていたので、また上手側に行っちゃったな~、と思いつつ、そのまま井ノ原さんの様子を眺めておりました。結んだタオルをくるくる回しながら、上手側からバックステージに向かう花道を歩く井ノ原さん。なかなかタオルは投げません。気が付けば、井ノ原さんは私の目の前まで来ていました。そして、少し通り過ぎたあたりで突然立ち止まったのです。スタンド席の方を向いて、井ノ原さんがタオルを投げました。放物線を描いて舞うタオルがどんどんとこちらに向かってきます。思わず手を伸ばしました。

そう、私は井ノ原さんの投げたタオルをキャッチしてしまったのです。

一斉に周りの視線が私に降り注ぎます。そして、私が井ノ原さんの団扇を持っていることを確認した後、次々と「おめでとう」「良かったね」と声をかけてくださいました。「イノッチのファンの子がキャッチするなんて、すごい!」そんな声も聞こえました。V6のファンってなんて優しいんだろう。タオルをキャッチした嬉しさと、一緒に喜んでくれる皆さんの優しさに胸がいっぱいになって、ただ「ありがとうございます」と繰り返すことしかできない私。ハッとしてステージの方に目を向けた時には、もう井ノ原さんは歩いて行ってしまっていましたが、もしかしたら、私がタオルをキャッチした瞬間に、あの、優しい笑顔をこちらに向けていてくれたかもしれません。

今までにこんな奇跡が起こったことがなかったし、それ以降もありません。キャッチしたタオルは大切に保管しています。だけど、それだけでなく、その時に周りにいた人たちみんなに祝福してもらえたことが本当に嬉しかったんです。感動したんです。なんてあったかいんだろうって思いました。私もファンでいていいんだ、ここにいていいんだって思いました。V6のコンサートに行くたびにファンの優しさに触れて、だからますますV6が大好きになりました。

だから、私がV6ファンを名乗ろうと決めたのは、V6が大好きという気持ちだけでなく、ファンの皆さんが素敵だからなんです。私が優しくしてもらったから、今度は私が優しくしてあげたい。そう思います。

そんな訳で、1年越しの告白でございました。これからもV6が大好きです。