私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

BOYS AND MENと出会って1年が経ちました。

1年前の今日、2016年4月2日に、偶然タクシーの中で『BOYMEN NINJA』を聴いた直後のツイートです。

ボイメンと出会って、確実に私の人生は変わりました。これでもかと言うほど楽しくて、濃密な1年間でした。1年はあっという間だったけど、本当に1年しか経ってないの?と思うくらい、ボイメン中心の生活を送っています。1年前は知らなかったことをこんなにも知っていて、好きで仕方なくて、私の中でとても大きな存在になりました。

ボイメンと出会うまで、芸能人との接触イベントなんてあんまり行ったことなくて、ハイタッチだけでも動揺して、2ショットどころか握手でも無理だと思っていたのに、今では本ちゃんだけでなく、他のメンバーともそれなりに楽しくおしゃべりができるようになりました。初めて本ちゃんと2ショットを撮った時には、本ちゃんがいっぱい質問してくれて何とか会話が成り立つ程度だったのに、いつの間にか私がペラペラとしゃべるのを聞いてもらうスタイルになってしまいました。あのおしゃべり本ちゃん相手にしゃべり倒すって我ながら感心するわ。

ジャニヲタとしてはHey!Say!JUMP育ちなので、コンサートは団扇が命だったのですが、ボイメンの現場に通うようになって、団扇を持たないことが楽なことにも気付いてしまいました。その代わりにペンライトをいっぱい持つようになったけどね。とうとう4本持ちの境地に達したよ。相変わらず片手が空くのは不安。とはいえ、やはりジャニーズ相手には団扇を持ちたい。というのも、ペンライトがメンバーカラーに光るならば「あなたのファンですよ」という意思表示になるけれど、そうじゃなければ団扇でしか伝えることができませんからね。会場の端っこでも、福岡という遠い場所からでも、あなたを応援していますよ、と好きな人には伝えていきたいものです。

あと、ブログでイベントの感想をたくさん書きました。こんなイベントで、こんなことがあって、こんなところが楽しかったということを、自分の記憶がある限りに書き連ねてきました。今でもたまに読み返しては、書き残して良かったと過去の自分に感謝しています。私はイベント中にメモが取れない人間です。なので、私の記憶が全て正しいとも限らないし、実際に忘れていることも多いです。だけど、覚えていることだけでも書いておくことで、その時の感情はよみがえってきます。それが何より大切なのではないかな、と思います。私がボイメンを知りたての時にいろいろと検索したけれど、あまりイベントの様子を書かれている人がいないこともあり、レポを書いてもいいものか、と思ったりもしましたが、もし、私のブログで新しくボイメンを知った方に何か伝えられることがあるならば、それはそれで嬉しく思います。

あと、文章を書くことで言うならば、ファンレターも書くようになりました。特典会では伝えられなかったことがたくさんありますからね。多分ファンレターを読む時間なんてあまりないと思うんですよ。毎日忙しくしていることはメンバーのブログを読めば分かります。だけど、読まなくてもいいから、私は応援しているよって気持ちを伝えたい。彼らが前に進み続けるなら、私もその背中を追い続けたい、そういう気持ちを込めてお手紙を書いています。自己満足と言われればそうかもしれない。愛情の押し付けかもしれない。それでも好きだと伝えたい。応援してるよとエールを送りたい。だから、私はこれからもお手紙を書きます。

ボイメンを好きになって、出会いもたくさんありました。幸運なことに、ボイメンの現場に行くと、いつも誰かが優しくしてくれて、一期一会の出会いの方が多いけれど、ひとりでいても寂しくなることはありませんでした。お声かけいただいた皆さんには本当に感謝しています。それから、いつも仲良くしてくださっている人達もありがとうございます。自分から積極的に話しかけることが苦手な私ですが、これからもたくさんお話ししてくれたら嬉しいです。よろしくお願いします。本当はもう少しボイメン界隈にもお友達を増やせたらいいなって思うんだけど、長年アイドルのヲタクをしていると、いろんな経験が頭をよぎるので、なかなか上手くできません。Twitterでももっとボイメン界隈の人をフォローしたいんだけど、結局コソコソと見ているだけで勇気が出ません。それでも、最近は少しずつこっそりフォローしたりしているんですよ。お声はかけられないけど。ボイメンのヲタクも楽しい人達がいっぱいいるからね。突然緑色の買い物カートにフォローされてもびっくりしないでください。よろしくお願いします。

こうしてボイメン中心の生活を送っていると、何度か「このままジャニヲタじゃなくなるかも」と思うことがありました。だけど、ジャニヲタを辞めることは無理でした。周りから見たら、私はもう昔のようにザ・ジャニヲタではなくなったかもしれない。けれど、何をどうしたってやっぱり私ってジャニヲタなんですよね。だから、誰に何を言われても、私はこれからもジャニヲタと名乗り続けます。

ジャニーズを通じて私と知り合った皆さん。いつもボイメンの話ばかりでごめんなさい。正直興味ないだろうと思う。でも、皆さんとは引き続きジャニーズの話をしたいです。というか、ジャニーズの話をさせてください。ジャニーズの話をする場を私に与えてください。そして、もしもボイメンを見かける機会があれば、「あ、佐倉さんの好きな人達だ」という程度で構わないので、気にかけてくれると嬉しいです。

ボイメンの皆さん、いつも楽しいエンターテイメントを提供してくれてありがとう。いつでも全力で、圧が強くて、素直で、個性の強いあなた達が大好きです。そして、本田剛文くん。あなたを推すことを決めた決定的な瞬間を実は覚えていません。だけど、本ちゃんを推したいって思って良かったです。毎日本ちゃんへの大好きという気持ちが更新され続けています。この前、「本ちゃんの言葉が信頼できるけん、本ちゃんのことを推しとるんよ」と言った時、とても喜んでくれました。私はいつも「本ちゃんの言葉が好きだ」といろんなところで言っているのですが、先日発売されたボイメンWalker2を読んだら、本ちゃんが自分の強みだと思っているのは「言葉」だと言っていて、だからあんな表情を見せてくれたんだなって納得しました。本ちゃんの強みや魅力、しっかり伝わっていますよ。だから、これからも自信を持ってステージに立っていてください。ボイメンでいてくれてありがとう。これからもずっと好きでいさせてね。

最後に、この1年間一度も触れなかったことについて。この話をするのは最初で最後にします。少しだけお付き合いください。

私がボイメンと出会った時、10人グループでした。だけど、それからほんの2週間ほど前までは11人グループだったんですよね。だから、私がこの目で見たボイメンは全部10人だけど、形として残っているものは11人であることが多くて。今私の家にあるボイメンに関するものでも11人のものの方が多い。好きになるタイミングって自分でもどうしようもないけれど、正直、妙なタイミングで好きになってしまったな、と思いました。知ろうと思えば11人の時に知れていたはずなのに、なんで10人になってすぐに好きになってしまったんだろうって。それは本当に仕方ないことなんです。10人しか知らない自分をどうすることもできない。だから、そのことについて私は話さないようにしていました。11人のボイメンも、映像やその他の媒体でたくさん見て、好きだと思いました。11人だけではなく、もっとたくさんメンバーがいた頃のボイメンも、好きです。その頃のボイメンを直接知らないから好きだと言うことも許されない気はするけれど、いつのボイメンを見ても好きです。

私はHey!Say!JUMPのメンバーをデビューより前から応援していました。なので、私の中でHey!Say!JUMPは10人なんです。それは揺るぎないものなんです。いつの頃からか「9人グループです」と言われても落ち込むことは少なくなったけど、私の心の中では今でも10人です。だけど、9人のHey!Say!JUMPしか知らない人はこの世の中にたくさんいて、それは好きになったタイミングの問題で、その人にはどうしようもできなくて、仕方ないことだと知っています。それでも時々悔しいなって、10人のHey!Say!JUMPのことを好きになって欲しかったなって思うこともあります。

ボイメンを好きになるまで、私は人数が減る前のファンでいることしかなくて、頭では分かっているけれど、人数が減った後のファンの人の気持ちをしっかり分かってあげられていなかったかもしれない。仕方ないと分かっていても、人数が減る前の魅力を知って欲しかったなんて思ってしまう自分がいました。だけど、ボイメンを好きになって、初めて人数が減った後のファンになって、ようやく両方の気持ちが本当に分かるようになりました。「もっと早く知りたかった」という気持ち、減った後のことしか知らないという申し訳なさ。どっちが良いなんてことはなくて、どっちも良いんですよ。比べることじゃない。それでも、私の知っているボイメンはいつも10人で、その良さを実感しているからこそ、11人の良さを体感できなかった悔しさがあります。

だから、私は両方の気持ちが分かるファンとして、「何も言わない」という選択をすることにしました。結局言っちゃったけどね。これからも私はいつの時代のボイメンとも、今のボイメンを比べることはしないし、どちらが良いとか言うこともありません。ボイメンはボイメンである限り、ずっと好きですから。世間からどう思われようと、若菜太喜くんも、私の好きなボイメンのひとりだし、今までボイメンだった人みんな、私の好きなボイメンのメンバーです。

ボイメンを好きになって本当に良かった。これからもずっとボイメンを好きでいたい。そう思っています。夢は諦めなければ必ず叶う。その言葉を実現していくあなた達はかっこいいです。いつまでも夢を追う姿を見続けたいです。そして、一緒に最高の夢を叶え続けていきましょう。