私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

愛するキミよ こっちを見て!

BOYS AND MENのナゴヤドーム単独ライブまであと6日となりました。

ふとした瞬間にセトリや演出の予想をしている自分がいるのですが、正直今までのライブと規模が違いすぎて、何が起きても驚くけど、何が起きてもおかしくないとも思っています。ステージ上にピッチャーマウンドがあったら驚くけど、ライブの前に始球式が行われても「ボイメンらしいな」って納得しちゃうだろうな、という感じ。

さて、私は一度だけナゴヤドームに行ったことがあります、という話を以前しました。 

omguyz.hatenablog.com

あの日、私は運よくスタンド最前列でトロッコに乗るメンバーとちょうど目が合う席にいました。

今度のボイメンのライブは『アリーナ指定席』『スタンド指定席』『スタンド自由席』が選べるようになっている中で、推しのパフォーマンスを良く見たい派の私は、アリーナで埋もれるよりも、確実に良好な視界を手に入れられるスタンド指定席をFC先行で申し込み、想定通りスタンド最前列の席が用意されました。どんな演出があるか想像できないけど、さすがにトロッコが使われるだろうと思います。つまり、メンバーと目が合う可能性があるんじゃないかと思うのです。

話はHey!Say!JUMPのコンサートに戻ります。トロッコで山田涼介くんが目の前に来たのですが、その日は本当に珍しいことに山田担が近くにおらず、何となく私のほうを向いてくれたのです。とはいえ、山田さんと目が合うなんて思っていなかった私は完全に油断しており、何のアクションを起こせないまま、真顔無言で見つめ合うことしかできませんでした。2秒もないくらいだったけど、あの気まずいだけの時間は今思い出しても苦い思い出です。それで、その時に思ったのは「ファンサ団扇を持っていれば…」ということでした。

ファンサ団扇とは、要するにファンサービスを要求する団扇のことです。私も以前はファンサ団扇を持っていましたが、最近はファンサを求める気にならず、会場で顔写真団扇を買って持つか、特に好きなメンバーがいる場合は名前団扇を作って持つか、という感じです。とにかく手に何か握って、担当や推しに「あなたのことを応援していますよ」という意思表示ができればそれでいいので、ボイメンの現場では両手にペンライトを持つことに慣れてしまい、最近ではジャニーズの現場でも団扇を持っていくのがちょっと面倒だと感じているほどです。

だけど、もしナゴヤドームで推し以外のメンバーと近距離で目が合うことがあったとしたら、私も気まずいけど、両手にピンクのペンラを持った私と目が合ってしまったメンバーはもっと気まずいはず。

万が一、黄金柱・水野勝さんと真顔無言で見つめ合うことになったらーーー。

どう考えても無理である。そんな時にファンサ団扇のひとつでもあれば、運が良ければファンサがもらえるかもしれないし、「俺そういうの無理だわ」って勝くんにファンサを断られるかもしれない。その反応だって立派なファンサービスですよね。

……ちょっと待って、勝くんにファンサを断られるなんて最高じゃん。

ということで、「水野勝にファンサを断られたい」という不純な動機でファンサ団扇を作ることになった本田推しがその手順を紹介する、というのが今回の内容です。

まずは、団扇の完成形がこちらです。

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「水野勝にファンサを断られる」というのが最大の目的なので、断ってくれそうなベタなフレーズを使ってみました。今月はHey!Say!JUMPとジャニーズWESTのコンサートにも行くので、汎用性があるのもポイントです。正直、見栄えの良さは重視していません。クオリティーの低さはご容赦ください。

ちなみに、過去に作ったファンサ団扇が残ってないか確認したところ、ひとつだけありました。

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かなりシンプルですが、これでもファンサはもらえます。藤井流星くんはしてくれました。しかし、「指差しウインク」というアクションは分かりづらく、自分に向かってウインクしてくれたのかイマイチ確信が持てないので、団扇に書くフレーズとしては、あまりオススメしません。

そんなことはさておき、団扇の作成を始めましょう。

まず、材料の準備です。

  • 無地団扇
  • カッティングシート

以上です。どちらも100均で購入可能。今回は黒地にフチあり文字にしましたが、「目立つ」ことにこだわるなら、蛍光イエローや蛍光ピンクの台紙が貼られた団扇も売っているので、『ゴシック体・黒文字』のシンプルなデザインのほうがいいかもしれないですね。

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次に、文字を作ります。

今は便利な世の中なので、アプリで文字を作成してコンビニでプリントアウトできるサービスもありますが、私はパワーポイントで作ります。

団扇のサイズはだいたいA4サイズ程度。なので、パワポのスライドサイズをA4縦にします。そこにテキストボックスで文字を置いて、フォントサイズを調整します。今回、私が使用したフォントは「MSゴシック」で、フォントサイズは170に設定しています。

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ここからフチあり文字を作る時のコツがあるのですが、普通に文字の輪郭を大きくしていくと、元々の文字が輪郭につぶされてしまうんですよね。

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 なので、フチのない文字のコピーを作り、それを重ねるとキレイなフチあり文字を作ることができます。これは団扇作りだけでなく、普段パワポでプレゼン資料を作る時にも強調文字に使える技です。

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ちなみに、これをいくつか重ねると無限にフチが作れます。

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あとは、細かい文字の太さを調節したらプリントアウト。

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究極的に手を抜いていた時代の私はカラーでプリントしたものを切ってそのまま団扇に貼り付けたりしたこともあるけれど、ライブ会場では文字が全く読めないから、絶対にやめたほうがいいです。あと、泣いた時にインクが涙で滲む。

次に、プリントアウトした文字をある程度切り取って、カッティングシートにテープで固定し、重ねて切り取れば、文字は完成です。

最後に、無地団扇にバランス良く貼り付ければ、団扇の完成です。

意外と簡単ですよね。材料もすぐ手に入るし、私みたいにパワポなんか使わなくてもアプリで文字は作れるし、切り取るところさえ慎重にすれば、あっという間です。

昔は無地の団扇も売ってなかったので、夏祭りでもらった団扇の台紙をはがして黒の画用紙を貼ってたし、カッティングシートもあまり売ってなかったから、中学生の頃はポスカで直接書いたり、画用紙で作ったりしていました。その頃に比べたら、今は便利になりました。

いつの間にかライフハック的な記事になってしまいましたが、「団扇作ってみたいけど、作り方が分からない!」という人が、「なんだ、案外簡単じゃん」って思ってくれたらいいかなと思っています。