私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

9/23 BOYS AND MEN HALL TOUR 2019 ボイメン劇場〜令和旗揚げ公演〜 in 愛知 昼公演

遠征の最終日はやっぱりボイメン!

ということで、愛知県芸術劇場大ホールで行われた『BOYS AND MEN HALL TOUR 2019 ボイメン劇場〜令和旗揚げ公演〜』愛知昼公演に行ってまいりました。東京、大阪に続き3ヶ所目ですが、私的にはこの公演がツアー初日となりました。

事前情報として「新喜劇をやります」と大々的に宣伝されていたので、一体どうなるんだろう?と期待半分不安半分だったけれど、ツアー初日を迎えた後、ものすごく評判が良さげな雰囲気を感じたので、それからは何も心配することなく楽しみになりました。元々今回はコナンのための遠征だったので、チケットが当たれば昼公演行けるな〜くらいのノリだったんだけど、FC2次先行で4階の最後列だったのはさすがにびっくりしたし、改めてボイメンって名古屋の町おこしお兄さんなんだなって思いました。

物販も早めに並ぼうと思っていたのに、何やかんやホテルでゆったりしてしまって、結局会場にたどり着いたのは物販開始後15分くらい。思わず「嘘やろ……」と声に出してしまうくらい列が伸びていて、地方に住んでいるとうっかり忘れがちだけど、名古屋ではボイメンって大スターなんだよな、と思いました。しかも、数時間前まで大雨が降っていたのに、私がホテルを出る頃にはすっかり晴れていて、蒸し暑さが半端なく、せっかく巻いた髪の毛も湿気でほぼストレートに。しかも、雨が降ってると思って日焼け止めを塗っていなかったので、あまりの日差しの強さに怯えながら並びました。結果的に1時間15分くらい並んだみたいです。ひとりで並んでいたこともあり、あまりにも暇を持て余していたので、その間にアンケートを作成しました。先日誠が出演していたサイサイフェスでMCを務めていたCBCテレビの永岡歩アナウンサーが「名古屋の必需品はTOICAスガキヤ・ボイメンタオル」と冗談で言っていたので、その冗談を真面目に検証するという『ボイメンタオルに関するアンケート』です。

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もし良かったらお付き合いのほどよろしくお願いいたします。面白い結果になってもならなくてもブログのネタにします。2019/10/21に締め切りました。

物販終わった後は、会場隣のオアシス21東海ラジオのイベントに参加していた祭nine.のステージを遠くから見ました。「そういえば祭ちゃんなんか出てるんだっけ」みたいなテンションで行ったらあやちょ(和田彩花さん)もいて驚きました。あれ?もしかして私あやちょを生で見るの初めてなのでは?こんな形で?と思いつつ、話し声は遠かったのではっきり聞こえず残念。なので、途中で一度離れて昼食を取ろうと思ったのですが、待ち時間があったので名前だけ書いてもう一度遠くから鑑賞しました。ちなみに、『ゴールデンジパングソウル』『がってんShake!』を歌いました。

昼食後は早速会場へ。客席の角度が想像以上に急でビビりました。最後列で良かった。椅子自体も高くて座るともう足がつかないんですよ。基本的に舞台向きの劇場ですね。座って鑑賞するのが一番見やすくて、立ち上がると前の人の頭に被るのでライブ中はわりと踵を上げてました。スニーカーを履いている意味がない。

ライブのことに触れる前に懺悔なんですけど、ピンクの単色ペンラが途中で電池切れになりかけて、赤っぽくなったんですよ。で、予備の電池がいっぱいあるのでMC中に入れ替えてみたけど全部赤になっちゃって。それで焦りまくって予備の電池を床にばら撒いてしまうわ、もう1本予備で持ってきていた10色ペンラにストラップ付け替えたりとかで、結構ライブの前半バタバタしちゃって、多分隣のお姉さんはものすごく迷惑だったと思うんですよね。本編終わった後に謝ったのですが、反応が薄かったのでもしかしたらガチギレされていたのかもしれないと思ったのですが、真相は分からず。兎にも角にも大変反省をしております。今後はこのようなことがないように準備万端でライブに挑みますので、どうか私の隣になった人は嫌がらないでください。絶対ここ見てないけど、隣の席のお姉さん、本当に申し訳ありませんでした。この場を借りてもう一度謝罪させていただきます。

ここからは本編の話です。セトリは曖昧なので話半分で読んでください。

幕が開くと、まずは新喜劇からスタート。学校を舞台にしたストーリーでした。ところで、新喜劇とコントの違いって何だろう?とは思うけど、間合いが微妙に違いますよね。コントだとボケの後にすかさずツッコミが入るけど、新喜劇ではボケたら一回みんなでコケてからツッコミが入るっていうイメージ。あと、ジャニーズWESTがコンサートで新喜劇をした時は平気でタライが落ちてきたり登っている階段が坂になって転げ落ちたりしていたので、「ボイメンの新喜劇は平和だな」などと思って観ておりました。優しい世界。配役もみんな絶妙だったのですが、個人的MVPはゆたみちゃん。ゆーちゃむの女の子役、歳を重ねるにつれて可愛くなっている説ある。ボイボイ無限大の麺子もそうなんだけど、ミニスカートが抜群に似合うんですよ。とにかくずっと「かわいい〜」って言ってました。一番気になるのは水野まけるさんは留年してるのかな?ってところです。それにしても、本ちゃんは優等生らしい制服の着こなしがよく似合いますね。

新喜劇の最後には、全員で『男の勲章』を歌うのですが、これを聴いた瞬間に「このライブは勝ち試合だ」と確信する本田推し・私。というのも、これはあくまで持論なのですが、本ちゃんは昭和歌謡のような曲を歌った後は、どんな曲であろうと声の安定感が驚異的に上がるんですよ。今回の男の勲章もそうですし、ボイメンの曲で言えば『ヤングマン〜B.M.C.A.〜』や『NAGOOOOOYA』、最近だと『夢Chu☆毒』もそうですね。そういう曲になると本ちゃんはノリノリでクセのある歌い方をする訳ですが、多分そこで喉が開くんでしょうね。新喜劇で昭和歌謡を歌わせようと決めたのがどなたか分かりませんが、とても感謝しています。ボイメンと男の勲章の相性があまりにも良過ぎるので、次のアルバム発売の際にはぜひ収録してほしい。

新喜劇パートとライブパートはしっかり分かれているものだと思っていたので、『NO LIMIT』が流れないのが新鮮でした。というか、『夢で終わらないで』で始まるライブ、もうすでに優勝。ゆとりちゃんのハーモニーが素敵過ぎたのですが、特に落ちサビで二人向かい合って歌うところが本当に良かった。

実は『頭の中のフィルム』を生で見るの2回目だったんですよ。しかも、1回目は誠だったので、全員揃ってのパフォーマンスは初。フィルムはスルメ曲ですよね。本当にね、最初は全然ピンと来てなかったんですよ。ロックサウンドの曲は大好きだし、今までのボイメンにはなかった雰囲気でとても良いなっていう気持ちはあったけれど、その、時期的なものもあったんだと思うけど、私の心に引っかかってこなくて、普通に「良い曲提供してもらえて良かったね」くらいにしか思っていなかったのが、ここ数ヶ月でじわじわと馴染んできて、今はとっても大好きだし、私の中で曲に対する解像度が上がって、フィルムを歌うボイメンを見ていたら胸がキューってなる感覚がありました。

アイコトバ』も個人的にはスルメ曲。ヤン5のバラードっていつもじわじわ後から効いてくる曲ばっかりなんですよね。というか、そもそも私自身あんまりバラードが得意ではないんですよ。だけど、アイコトバは曲調が90年代アニソンっぽい感じのロックバラードなので大好きなんです。例えばスラムダンクの『世界が終わるまでは』や遊戯王の『渇いた叫び』みたいな雰囲気の、ギターサウンドの効いたアレンジやストレートなメッセージが伝わる歌詞が良いですよね。

さて、『夢Chu☆毒』ですよ。会場の一体感がすごい。もしかしてみんな振り練した?鬼のダンスリーダー平松さんと稽古してた?って言いたくなるくらい、目の前に広がるペンライトの光が見事に同じ動きをしていて思わず笑ってしまうレベルでした。誠がZeppツアーで歌っていたこともあり、誠のメンバーもオタクもむちゅーどくが異常なほどに好きだよねって思っていたのですが、ヤンキーのオタクにもバチバチにハマってた。

『BOYS AND MEN夜露四苦』もみんなで声出して盛り上がれて楽しいですよね。本田推しとしてはほんでぃコールができないのが少しだけ残念なところではあるのですが、それでも楽しいし推しの良さは出てるので最高です。

ここからは少人数でのシャッフルメドレーの始まりです。まずは『バリバリ☆ヤンキーロード』は勝くんと勇翔くんのコンビ。バリヤンをこのふたりで歌うことによって「お?ここからの時間はそういう感じなのね?」と見ている側も構えることができて良かったです。何様だよって感じの感想なのですが、勇翔くんも以前に比べて迫力のある声がサマになってきたな〜などと感慨深くなりました。

『UFO』は賢ちゃんとまぁちゃん。ゆとりはピンクレディーだった。ふたりとも雰囲気のある歌い方が最高に似合いますよね。やっぱりボイメンの強みはゆとりちゃんがいることに全てがあると思っているし、最年少のふたりがパフォーマンス面で双璧を成す構図っていうのは最強だと思うんですよね。ゆとりちゃんの存在がボイメン全体を高めていく要因になっているのを改めて感じました。

『NAGOOOOOYA』はゆーちゃむのソロでバックダンサーがゆとりちゃん。客席から登場して自由な雰囲気で歌うゆーちゃむの姿を見て、ゆーちゃむの良さってこういうことだよなと妙に納得したというか、どう言い表していいか分からないけど、パフォーマンスがしっくり来たんですよね。3人でシャカリキに踊ってるのも可愛かったです。

『ニッシンゲッポー』は意外な選曲でしたが、イントロが流れてつじちゃんたむちゃんつっちーが出てきた瞬間、テンションが爆上がりしました。サビで「フッフー!」って言うのめちゃくちゃ楽しいです。

そして、メドレーの最後はなんと本ちゃんのソロで『ヤングマン〜B.M.C.A.〜』ですよ。8人をバックダンサーに従えて。本ちゃんにとっても、本田推しにとっても、ご褒美でしかない時間でした。先述の通り、ヤングマンをのびのびと歌う本ちゃんは圧倒的に声がガンガン出るし安定しているしとにかく歌が上手くて仕方ないんですよ。本当にこの瞬間のために本ちゃんを推してきたのかもしれないと思うくらい幸せでした。ラジオで言っていたのを聞いて知りましたが、本ちゃんの衣装が公演を重ねるごとに進化しているらしい。圧倒的に衣装さんに遊ばれている。

MC中に本ちゃんも衣装チェンジして全員で炎天下学ランになると、もう怒涛の勢いであんまり良く覚えてないかもしれないです。

『YAMATO☆Dancing』はこのタイミングじゃない気がするけど許してほしい。個人的に思い入れが深いっていうのもあるけれど、やっぱりYAMATOと駆け抜けた2016年の夏はあまりにもすごかったと経験したみんなが多分思っているはずだし、だからこそライブの一番盛り上がるところで歌われた時にはもう「エモい」以外に言いようがありませんでした。

『進化理論』のイントロのギュイーンって音、聴いた瞬間に心臓がドキッとして、どうしようもなく大好きです。ボイメンの曲としてはもちろんだけど、アニソンとしてもめちゃくちゃにカッコよくて大好き。歌割も振付も何度見てもワクワクするんですよね。

『前のめりMinority』はステージ上段で前のめる本ちゃんに少しハラハラしつつ、この曲で拳を振り上げると何だか怖いものは何もないって思えるんですよね。ボイメンの中でも特に「勢い」という意味ではピカイチなんじゃないかなって思います。

『READY×READY』のイントロが聞こえた瞬間、会場全体が一段ギアを上げて構える感じ、めちゃくちゃ痺れます。声出さなきゃ死ぬんか?と思うくらい、客席が一体となって全力でペンライトを回し、名前を呼び、愛を込める。どんな言葉で表現したらいいのか分からないくらい、ただただ最高の時間でした。本田推しとしては、やはりここで思いっきり「ほんでぃ」コールができることが何よりの喜びです。

『ヤンファイソーレ』を聴くと「ボイメンのライブだ!」と改めて感じます。そういう風に刷り込まれてきたんです。だから、イントロが鳴れば即座にウリャオイするし、サビは踊るし、落ちサビ前はペンラをぐるぐるします。私は周りがどう思おうが5人の名前を叫ぶぞ。

『炎・天下奪取』という曲は私にとって、この1年間ずっといっぱい背中を押してくれたし、むしろ腕を引っ張ってきてくれたと言うべき曲なんだけど、だからこそすっごく泣けてくるんですよね。ボイメン自体がまさに常に炎天下をダッシュしているようなグループだと思っているから、本当に彼らが汗を流して全力でパフォーマンスする姿にピッタリで、そんな彼らに負けないように客席のみんなも全力で声援を送って、そんな光景を目の当たりにすると、どうしても涙腺が緩みます。

最後のMCの時に思ったんだけど、会場の気温めちゃくちゃ高くありませんでした?体感的にそう感じただけなのか、席の場所と空調の関係なのか、どちらにせよものすごく暑かったんですよ。気が付けば息が上がって、喉が渇いて、ステージ上のメンバーに負けないくらい汗をかいていました。いつもMCの内容を全然覚えてなくて、それがとても悔しいのだけれど、ボイメンがファンのみんなを全力で楽しませようとしてくれたことは伝わってきました。

本編の最後は『スタースター』。スタスタで幕を閉じるライブに行きたかったんですよ。ずっと憧れていたんですよ。多分今までもスタスタを歌うライブに行ってると思うんだけど、いつまで経っても憧れの曲なんですよ。だから、もう泣きそうでした。みんなで星を描けるのが本当に嬉しかったです。

アンコールは『帆を上げろ!』からスタート。今まで全然気にしたことなかったんですけど、帆!ってめちゃくちゃ人気曲なんですね?確かに盛り上がるし楽しいし、私は何よりも歌詞が大好きなんですけど、そんなに人気があるんだってことを最近知りました。個人的にはリリイベで大分に日帰り遠征したのと福岡でユニバイベがあったのは思い入れがあるけれど、エモさみたいなのはあんまり感じてなかったんですよ。でも「この船に乗ってるのは何人だ?」「10人!」の瞬間に涙が出てしまって、今まで何百回も聴いている曲なのに急に見える景色が変わったんです。そういえばこの時、9人の帆!を生で見るのが初めてでした。画面越しじゃない、生身の9人と会場中のファンと一緒に「10人!」と声にした途端、何とも言い表せない感情が込み上げてきました。 

最後は『Chance for Change』。4階にはつっちーとつじちゃんが来てくれました。ツイッター等で話題になっていたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この劇場の客席にはバルコニー席というのがありまして、それぞれのバルコニーが独立しているんですよね。なので、バルコニー席に入るには別の扉から入らなければならず、ラジオで勝くんも言っていましたが、一つひとつを回るのは時間的にとても厳しいものがありました。しかし、情熱レッド・辻本達規さんにはそんなの関係がなかったのです。バルコニーとの間の仕切りを飛び越えて隣のバルコニーに移動するつじちゃん。どよめく客席。マイペースにニコニコと客席を回るつっちー。はい、4階はとてもカオスでした。でも、つじちゃんの身体能力の高さとそこまでしてでもたくさんのファンと触れ合おうという気概を感じて、とても元気になりました。

記憶が曖昧だったり抜けていたりしますが、とにかく楽しかったし、終わった後の充実感は格別でした。まるで長距離を全力疾走した後のような感覚。またしてもボイメンの進化を目の当たりにしました。

次は福岡公演に参加します。きっと更に仕上がりまくっているんだろうな。とても楽しみです。