私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

私が本当の意味で神山智洋くん担当になった日。

2016年1月23日と24日、私は『ジャニーズWEST CONCERT TOUR 2016 ラッキィィィィィィィ7』福岡公演全3公演に行ってまいりました。私が神山智洋くんを担当にすると宣言した日が2014年8月18日。それから約1年5ヶ月の時を経て、ようやく初めてジャニーズWESTのコンサートに足を踏み入れることができました。きっと一生忘れないコンサートになるだろうと思うし、絶対忘れないけれど、それでもどうしても今の気持ちを言葉にしておく必要があると思い、ブログを書くことにしました。基本的にコンサートレポが書けない人間ではありますが、もしかしたら多少ネタバレを含むかもしれませんので、予めご了承くださいませ。

初めてのジャニーズWESTのコンサート。チケットの当選が確認できたその日からずっと待ち焦がれていました。私のTwitterをフォローしてくれている方は知っていると思いますが、正直最近は忍ミュの話ばかりしてたし、「本当にこいつジャニーズWESTのコンサートに行くのかよ」と疑うようなレベルだったと思いますが、それでもずっと楽しみにしていたし、仕事中にも「コンサート楽しみだなあ」って思いながら頑張って毎日生きてきたし、本気で神山くんが大好きでいました。確かにいま執筆途中の忍ミュについてのブログ記事もあったりするけど、やっぱりジャニーズWESTのコンサートに行けるんだってことが毎日を生きる糧になっていました。あまりこんな風に言うと言い訳っぽく聞こえちゃうかもしれないけど、本当だからね!?

実を言えば、私はこのコンサートに行くまで「私みたいな人間が神山担を名乗る資格はあるのだろうか」と思っていました。もちろん神山くんのことは大好きなんだけど、自信がなかったんです。WEST担のお友達も少ないからあまり神山くんの話をする相手がいないし、「神山担です」と名乗る相手もいないし、神山くんへの好きな気持ちをどう表現したらいいのか分からないし。そして、何よりコンサートに行ったことがないっていうのが一番引っかかってるところでもあって。誰が何と言おうが、私は神山担だし、ジャニーズWESTこそ私を一番幸せにしてくれるグループなんだって信じてきたけど、コンサートに行ったことがないから、ジャニーズWESTがホームであると堂々と言うのはためらわれるし、そう言える自信がなくて。学生の頃みたいに頻繁にコンサートに行けない立場なら特に気にすることはなかっただろうけど、今の私はそこが気になってしまうところでした。本当に些細な事なんだけど、それでも気になっちゃうんですよね。

そんな中迎えた2016年1月23日。この日の公演は小学校の頃からのお友達と一緒に行きました。彼女とはこれまで幾度となくいろんなコンサートに一緒に足を運んでいて、それこそ先日1月3日に行われた関ジャニ∞福岡ドーム公演も一緒に行ったんですけど、隣にいて完全に安心できる人が一緒ということで少し救われた気持ちでいることができました。初めて見るジャニーズWESTはかっこよくて面白くて可愛くて、今までも大好きだったけどもっと大好きになったし、この世にこんなにも素敵な人が7人も存在していることに感謝したいと思ったし、どう考えても最高でした。ボキャブラリーが貧弱過ぎてこんな表現しかできないけど、心の底から大好きな気持ちが溢れてきました。そして、私ははっきりと自覚しました。私は神山智洋くんというアイドルのことが大好きだし、ジャニーズWESTは私のホームである、と。コンサートが終わってもずっと夢を見ているような気分でいさせてくれて、何が起こっても彼らは私たちのことを裏切ることはしないだろうと思ったし、私も絶対彼らのことは裏切れないと思いました。そして、やっと私が神山担であるということを証明できたと思いました。

1月24日の2公演はTwitterでお世話になっている方と、そして本当に初めましての方も一緒ということで、最初はちょっぴり緊張していたのですが、優しくしていただいて、良い出会いに恵まれたなって心から思いました。特にこの日は「神山担の佐倉です」って名乗ることが多くて、「あ、私しっかり神山担だ」って思ったし、自然と初めましての人とWESTの話をできたのも嬉しかったです。

今回の3公演は本当にラッキーで、全部アリーナ席だったんですよ。マリンメッセ福岡のアリーナ席に入るのは2008年の『NEWS WINTER PARTY DIAMOND』以来で、約7年ぶりだったんです。年間平均3回はマリンメッセ公演に入る私ですが、ここまで来るともうアリーナ席という概念はなくなっていたので、こんな奇跡は二度とないんじゃないかと思うくらい恵まれていました。席もいい感じでばらけたのでいろんな視線から見ることができたし、「アリーナ席ってこんな景色だったんだな…」って感動したし、何よりあんな至近距離でパフォーマンスが見られるというありがたみ。きっとこんなことはもう起こらないと思うけれど、こうして奇跡が起きたのも、私のジャニーズWESTへの想いがしっかり通じたのかな、なんて思っていたりします。神様ありがとう。神山様ありがとう。

真横をトロッコが通るっていう体験も久しぶりすぎて、改めてジャニーズWESTの顔面力の高さにびっくりしたんですが、特に流星くんってめっちゃしっかり目を見てくれるんですね。思わず目が泳ぐくらいしっかり見てくれたし、ものすっごい良い笑顔を向けてくれてただただ拝むしかないって感じでした。もちろん流星くんだけじゃなくて、みんな笑顔が素敵でした。

1日目はとにかく全てが新鮮で、胸いっぱいでキャパオーバー気味で、ただひたすら楽しいって気持ちで、だから余裕もなかったんですけど、2日目になるといい意味で余裕ができて、視野が広がった状態で見ることができました。ありがたいですね、本当に。基本的に1ツアー1公演のことが多いので、こうして複数公演見る機会に恵まれて幸せでした。見れば見るほどもっと見たくなる魔法ってありますよね。早く映像化してほしいです。まだツアー終わってないけど。

冒頭で「一生忘れられない」と話しましたが、やっぱり大寒波の直撃っていうのが衝撃的ですよね。福岡でこんなに雪が降ることないですよ。こんなに交通網が麻痺することもないですよ。だから、正直焦ったし、「なんでこの日に限ってこうなるの?」って思いました。だけど、そのおかげで今まで経験したことのない熱量のコンサートになったと思うし、だからこそ一生忘れられないと思うのです。まず地元のバス停にバスが来ないし、とにかく天神まで地下鉄を使って出てみたはいいけど、マリンメッセ行のバスは激混みで、車も徐行運転だからなかなか前に進まないし、会場に近づくととんでもない数のタクシーが押し寄せてバスが全く動かなくなるし、とにかく会場にたどり着くまでが大変で。無事に会場に入っても、バスの到着遅れのせいで客席はなかなか埋まらないし、こんな状態で大丈夫なのかな?って感じで、開演時間が近付いてもジャニストコールが起こらなかったんですよ。もちろん開演時間を過ぎても始まる気配はなし。でも、席に着いた人たちはもう始まる準備できてるから、様子を見ながらも会場内に流れるカラオケバージョンのBGMに合わせてペンライトを振ったりしてたんですよね。そしたら、『ええじゃないか』の時に何となくみんなの動きが揃ってて、それで笑いが起きたりしたんだけど、外は吹雪いてるし、会場内は妙な熱気が立ち込めているし、だんだんみんなテンションハイになっちゃって、自然発生的に歌い出して、それでまた笑いが起きて。そんな時に『粉もん』が流れ出しちゃったもんだから、もう「きたきたー!」って感じで、会場全体で歌って踊り出して。そんなWEST担のみんなが愛おしくてたまらなくて、なんて愛に満ちた空間なんだろうって思ったし、裏のWESTのメンバーにもこの声が届いてたらいいなって、みんなの気持ちが届いたらいいなって思っていたら、突然暗転してコンサートが始まって。もうすっかり会場は出来上がってる状態だったから、オープニングから歓声もものすごく大きかったんですよね。で、WESTが登場した途端に「みんなの声聞こえてたよー!」って言ってくれて、その瞬間が一番グッときました。最初の挨拶でも、MCでも、みんな本当に幸せそうに「ありがとうな」「嬉しかったで」って言ってくれて、「みんなの気持ちはしっかり伝わったから、今度は俺らがお返しする番や」って言ってくれて、そんな空間に居合わせることができて本当に幸せでした。今思い出して涙出てきた。確かに雪はつらかったけど、そのおかげでたくさんの愛を感じることもできました。

こうして私にとって初めてのジャニーズWESTのコンサートはとんでもなく特別なコンサートになりました。ずっと神山くんを、ジャニーズWESTを好きでいて良かったって思ったし、これからもずっと大好きだなって思いました。そして、はっきりと「私の居場所はここだ!」って思えました。自信のなかった過去の自分とはおさらばです。正々堂々と神山担を名乗れるし、正々堂々とジャニーズWESTがホームだと言えるようになりました。

さて、ただ思い出したことを脈絡もなく書いてきました。だって、あれもこれも話したいやん?誰も得しないけど、私が話したくてたまらんのです。ジャニーズWESTのことを話したいって、どうしても言葉にしたいって、不器用ながらもどうしても誰かに聞いてもらいたいんです。今までジャニーズWESTのことを上手く話せなかった分、今話したいんです。そういう衝動に駆られてしまったんです。あれもこれも本当に素敵だったから、「この曲の時はどうだった」とか一つひとつ話したいくらい。それくらいずーっと幸せが盛りだくさんでした。

2016年1月24日、私は本当の意味で神山担になりました。もう迷いません。だって、私にとってジャニーズWESTは帰るべき場所ですから。