私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

いくつになってもかっこよくてかわいくて面白い

ボイメンっていいな!(クソデカボイス)

よこさんのアドベントカレンダー企画に参加させていただいております。BOYS AND MENのピンク色・本田剛文くんを推している佐倉と申します。

 adventar.org

はじめまして。こんにちは。お久しぶりです。いろんなかたに読んでいただけるかもと思うとなんだかソワソワしますね。

今年のテーマは『今、BOYS AND MENを好きなワケ』です。

福岡という地方からボイメンを応援しはじめて早7年半が経ちました。コロナ禍を経験して、なかなか現場に行けない生活に嫌でも慣れてしまって、それでも「バリパ以降福岡に来てないのなんで?そろそろ来ません?」とたまに文句を言っ……提案をしています。毎月のように来てくれていたときもあったのになあ。

特典会で本ちゃんに「また福岡にも来てね」と言ったら「呼んで!」って返されたこともあるけど、私にボイメンを呼べるチカラがあると思っているのか?金も人脈もないただのオタクだぞ?無理だよ?となりました。地元局のラジオDJにでもなろうかと求人を探したこともありますが、いろいろと厳しそうでした。

そういえば、バリパの福岡公演っていつだったんだ?と調べてみたら、2020年11月28日だったようです。もう3年も経っている。どういうことなんだ?今年はBMKもカラフルダイヤモンドも福岡に来てくれたぞ。

ということで、ボイメンを生で見る機会はどんどん少なくなり、画面越しでも動くボイメンは不定期にしか見ておらず、そんな人間が『今、BOYS AND MENを好きなワケ』というテーマでブログを書いてもいいものか、と悩みましたが、でも、なんか、どうしてもボイメンを好きすぎるという気持ちだけは譲れないな、と思って筆を取った次第です。

さて、ボイメンを好きな理由を話せば数えきれないほどたくさんありますが、ギュッとまとめると「ボイメンがボイメンだから」というのが一番の理由だと思います。

そんなの当たり前だろう、彼らはボイメンなんだから。そう思われて当然だと思います。でも、いつ見ても、彼らはボイメンであることに全力だなって感じるのです。もはや「ボイメン」というのはグループ名というより、概念みたいなものになっている気がするのです。

私が彼らを知ったとき、ボイメンは10人組でした。今は6人組です。あのころは全員二十代だったけど、今では立派なアラサー集団。『YAMATO☆Dancing』でレコード大賞新人賞を受賞したときも、武道館ライブも、ナゴヤドームライブもこの目で見ました。もしかしたらあれは夢だったのかも、と思いつつ、中止になったままのアリーナツアーのことをいつまでも諦められません。とはいえ、Zeppツアーが今はちょうどいいサイズ感なのかしら。

「私が好きになったボイメン」と「今のボイメン」を比べると、かなり形が違うものになったように客観的には見えるかもしれません。

だけど、私は知っています。ボイメンの根っこは何も変わらない。むしろずっと進化を続けている。昨日よりも今日のボイメンのほうがもっとすごい。

今年の3月、東海3県ツアーの愛知公演に行きました。久しぶりに見たボイメンは、レディバイのカラオケをBGMにして、一万人ライブの最初に着ていた衣装で登場しました。そして、客席にサインボールが投げ込まれていくのを見ながら、私はわかってしまいました。このツアー3公演で過去の大きなライブ3つを「今のボイメン」でオマージュするんだな、と。開演前の「ウィーネバー歌われたら泣く」という私の発言は開始早々回収されてしまい、びっくりしすぎて逆に涙が引っ込みました。武道館とナゴヤドームには行ったけど、ガイシホールの一万人ライブは私がボイメンを知る前に行われていた、唯一行けなかった大きなライブです。何度も何度もDVDを繰り返し見たあのライブを、今、ここで、彼ら自身で再現してくれているんだ。ジワジワと嬉しさが込み上げました。少しだけ、私の中の何かが報われたような気がしました。コンプレックスなのか、後悔なのか、それとも他のなんなのか。もうなんでもいいや、と思いっきりペンライトを振って、腹の底から声を出しました。あー、やっぱりボイメンのライブって楽しいな。

本当に久しぶりのライブだったのに、振付もコーレスも身体に染み付いていて、どうしたって私はボイメンなしでは生きられないなって思い知らされました。声出さないと負けるって本気で思いました。何に負けるかどうかなんて考えてる場合ではありません。

ツーショットを撮るのも久々でガチガチに緊張していた私に、本ちゃんが「久しいな」と声をかけてくれた瞬間、感情のダムが決壊して「やっぱり本ちゃん大好きだと思ったよ〜!」と情けない顔で叫んでしまったけど、本ちゃんはニコニコと「それはよかった」と言ってくれました。くそう、そんなん好きすぎるだろ。

ほんの少しだけボイメンと距離を置いた生活をしていた私を一瞬で引き戻してくれる、そんな瞬間が今年は何度もありました。

生で見たライブだけではありません。例えば、フォーチュンエンターテイメント25周年感謝祭の映像を見たときです。そのときの私は『あまキュン』リリースを控えたカラフルダイヤモンドの応援に熱が入っており、フォーチュンみんなのライブが見れるならラッキーじゃん、くらいのテンションでその配信を買いました。オープニングアクトのボイメンエリア研究生、カラフルダイヤモンド、BMK。それぞれのライブもかなり盛り上がっていました。短い時間でもグループの良さが伝わるとても良いパフォーマンスでした。だけど、最後に出てきたボイメンは明らかに積んでる馬力が違いました。客席が瞬時に一体となって一段ギアが上がる感じがスマホ越しに伝わりました。油断していた私の心臓のど真ん中をぶち抜くようなボイメンの勢いに、一気に飲み込まれて思わず前のめりになりました。そうだった、ボイメンってそういう人たちだった。

こうして、6人揃えば最強のボイメンですが、最近はソロ活動がとても充実しています。

ちょっと話が脱線しますが、2016年の春、ボイメンにハマりたてだった私はYanKee5のことを『個性がぶつかり合う異種格闘技戦』と表現しました。それに対して、誠のことは『正統派キラキラアイドル』という印象を持っていました。どこかで「華のヤンファイ、実力の誠」と聞いたこともありました。少なからず誠はヤンファイに比べてパンチが足りない、という認識が本人たちにもあったように思います。

けれど2023年現在、図らずも誠が過半数を超えたボイメンはどうでしょうか。なごやめしにも負けない濃い味ばかり、個性派揃いの百貨店状態です。ボイメンに任せれば死角なし、どんなジャンルもカバーできるスーパープロフェッショナル集団ですよ。個々が好きなことや強みを幅広く追求した結果、さまざまな分野のスペシャリストになってきましたよね。いよいよアベンジャーズみたいになってきて、キャプテンタカフミの名が現実味を増してきた気がする、のは本田推しの色眼鏡ですかね。

私は常々「アイドルと演劇が好きなオタクです」というざっくりとした自己紹介をしているのですが、そんな私にとって吉原雅斗くんの舞台出演が増えたのは嬉しいことでした。特にスタミュミュへの出演が公表されたとき、お昼時でドトールコーヒーの列に並びながら声が出そうなほど驚きました。もしかしたら「ヒェッ」くらいは言っていたかもしれない。迷惑な客である。

で、吉原推しさんは心して聞いてほしいのですが、柊翼役の丸山龍星くんは吉原さんと同様におしゃれオモロお兄さんです。背がめちゃ高くて、歌がめちゃ上手くて、声がめちゃ良くて、スタイルがめちゃ良くて、着てる服全部オシャレに着こなして、ちょっと気だるげな雰囲気を醸し出しつつ、芝居も上手くて、シリアスなシーンでは客席の涙腺を的確に刺激し、コミカルなシーンでは客席の腹筋を崩壊させる爆発力があり、しゃべれば言葉のチョイスが面白く、ギャグセンもかなり高くて、めちゃくちゃノリが良い男なんですよ。そんなの絶対好きですよね!?好きに決まってますよね!?(脅迫か?)

まぁちゃんも無事スタミュミュの稽古に合流したみたいですし、早くふたりが親睦を深めてくれないかなと思っています。需要はここにあります。絶対気が合うと思うし、なんならマブになって帰ってきそう。そして、吉原推しさんはみんな丸山龍星くんの沼にドボンしたらいいと思う。

賢ちゃんは演歌・歌謡ジャンルで着実に力を付けていますよね。元々歌の上手い賢ちゃんが、さらに巧みな表現力を手に入れ、ますます歌に込められた霊力が高まっている感じがあります。共演した方々のみならず、そのファンの皆さんにも高評価を得ているのも目にしますし、何よりも平松推しさんたちが楽しそう。賢ちゃん自身も「最近の平松推しは心が満たされてる」と言っていましたが、あまりにも説得力がある一言だと思いました。他推しだけど行きたいソロライブの大本命は賢ちゃんですね。生で灼ロ浴びてみたい。福岡でもソロイベントいかがですか?

つじちゃんは野球のイメージが先行していますが、最近はキャンプやサウナの印象が強いですね。彼が個人YouTubeを始めたとき、正直「意外だな」と思っていましたが、ひとりキャンプだけでなく、メンバーや後輩、時々大物ゲストが登場する様子に、つじちゃんの人間性を色濃く感じられる良き場所だな、と感じています。あと、事務所の屋上にサウナテントを設営して誰か来るのを待つやつ、めちゃくちゃ天才企画やん。「フォーチュン全員対象」って文字を見てゲラゲラ笑った。もはや常時設置しててほしいまである。

勇翔くんは昔からメンバーに「全然ブログを更新しない」と指摘されていましたが、ナゴヤドームライブ前の約2ヶ月間、毎日のように「一日勇翔」という短い動画を上げていて、「もしかしたら文章を書くのが苦手なだけで、しゃべったり動画を撮ったりして発信するのは苦にならない人なのかも」と思っていました。その予想は案外当たっていたようで、最近はSNSの更新については気まぐれですが、YouTubeショートは頻繁にアップしていて、やはり映像での発信が向いている人なんだな、と思いました。車好きが高じて活躍の場が増え、楽しそうにおしゃべりする勇翔くんの姿を見る機会が増えたのも嬉しい変化ですよね。

たむちゃんはアサヒビール中部エリア応援大使として1000人乾杯チャレンジ中ですが、単にお酒が好きなだけではできないような、たむちゃんならではの発想と企画、その実践力にただただ脱帽です。「ファンの子たちと乾杯したい」って口ではいくらでも言えるけど、周りの大人からゴーをもらえるのは、たむちゃんへの熱い信頼があるからだと思います。特技であるチラシ配りや特典会での神対応、そして、ファンとボイメンを愛してやまない彼の姿勢に、一緒になって何か楽しいことをしようと手を差し伸べてくれる人たちがいる。それって、たむちゃんが今まで地道に積み上げてきた努力の結晶だと思います。愛のある人の元に愛は集まるんだなあ。

本ちゃんは誰よりも取材ロケが増え続けている印象です。最近ではNHKの全国放送でも見かける機会が度々あります。キソ英語以外もね。「私の推しってアナウンサーだったのかしら」と思わずにいられないときもありますが、状況の説明、自身の感想、取材先での丁寧な対応、その全てにおいて抜かりなくできる彼のことを誇らしく思っています。だけど、不意に発動するおっちょこちょいは非常に人間らしく、完璧じゃないところがまた良いところなんです。ちょっと働きすぎじゃない?と思わんでもないけどね。メンバーや長く付き合いのある共演者さんの舞台くらいは、ゆっくり観れるようにスケジュール調整できないのかなあ、なんて。お節介かもしれませんが、以前本ちゃんにも伝えた「日本一忙しい芸能人になれると思う」という私の勘(願望?)はあながち間違いではない気がしています。

冒頭で『今、BOYS AND MENを好きなワケ』で書いてもいいのかな、なんて言ってたわりに長々と書いていますが、何を隠そう、昨日のラジオ・栄第七学園男組でボイメンの新曲『ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜』が初オンエアされたのです!ジャジャーン!(例のSE)

緊急生配信と題した新曲出すよ配信はリアルタイムで見ていたのですが、「新曲のタイトルは『ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜』です!」って言われても「なんて???」と言うしかできませんでした。家で見ていたので、心置きなく「なんて???」と声にしました。『ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜』とは。しかも、最近変わったアーティスト写真に関しては「ただの衣替えです」とのこと。だとしたら、衣替えのタイミング下手すぎるやろ。新曲発売の伏線に見せかけて全然関係なかったんかい。

で、音源が昨日解禁されたんですけど、やっぱりトンチキ曲だったんですよ。思えばボイメンのシングルって意外とトンチキじゃないことが多いんですよ。暑苦しくはあるけれど。今まではカップリング曲やアルバム曲では遊ぶけど、シングル表題曲は結構王道なパターンでした。それが、約1年3ヶ月ぶりのシングルで、ゴリッゴリのトンチキ。でもね、軽く聞き流す程度だと案外オシャレな雰囲気がするんですよ。音がオシャレ。で、歌唱力の高いゆとりちゃんが聴かせるところも多くて、難解なメロディーも多々ある。てか、みんな歌上手くなったなあ。ところが、歌詞をよく聞くと、何言ってるかよくわからない。歌唱力の無駄遣いがすごい。「ボイメンにしか歌えない」とはまさにこのことか。

公式によると「片想いながらもめげずに恋の筋トレを頑張り、乗り越えていこうという激アツ応援ソング」らしいのですが、それっぽいメッセージってありました?私はまだ発見できていません。もう少し聴き込む必要がありそうです。

で、ハッシュタグを見ていると、何人かのポストで「この曲、ペンラいらないね」といった発言を観測しました。どんなときでもありったけのペンライトを握りしめているボイメンのオタクが、己の拳だけで充分だと感じている。これってもしかして、とてつもないバケモノソングができあがってしまったのでは?まだ音源しか解禁されておらず、どんなダンスなのか全く知らないにも関わらず、そう思わせるほどのインパクトが『ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜』にあるということですよ。

ヴーカ(Vuka)とは、スワヒリ語で越えろ!とか、立ち上がれ、起きろという意味だそうですが、今のボイメンにぴったりな単語だと思います。「この曲でボイメンは勝負します!」と宣言された以上、オタクもぶち上がっていくのみ。日本中の注目を『ヴーカ・ヴーカ〜恋の筋肉〜』でかっさらうしかない!

ずいぶん長くなりましたが、私が『今、BOYS AND MENを好きなワケ』は「ボイメンがボイメンだから」です。