私と彼らのあした

駆け抜けてくラッキー追っかけつかまえて

7/19 BOYS AND MEN誠Zeppツアー2019〜元気いっぱい全国大冒険〜 in Zepp Fukuoka

誠なんだ!本気なんだ!

7月19日に行われた『BOYS AND MEN誠Zeppツアー2019〜元気いっぱい全国大冒険〜』福岡公演に行ってまいりました。個人的には、地元で大好きな誠がライブをしてくれたのが嬉しいし、不思議だし、幸運なことに整番も良かったし、とても思い入れのある公演になりました。マジでマークイズ福岡ももちは私の庭なので、そこに誠のオタクが集結しているのを見てめちゃくちゃ笑顔になってしまった。ずっと「誠のオタクいっぱいいる!嬉しい!」って言ってた気がします。だってさあ、いつもZeppで誰かのライブがある時、マークイズ内にバンドT着たりグッズ持ってたりする人達がたくさんいて「今日誰のライブだろ?」ってボード確認しに行ったりしてるんですよ。それが、この日は誠なんですよ?最高じゃないですか?

ところで、入場特典のボイ恋ポストカード、ランダム配布と言いつつかなり偏っていたようで、ランダムとは?ってなりました。私は勇翔くんを持ってるから本田くんと交換してくれる人を募集しているよ。

まずめちゃくちゃしっかりしたセットがあることに感動。仏恥義理の時も感動したけど、それ以上に感動。誠のみんながこうしたいって思ったものが具現化されていることへの感動です。オープニングアクト、というか、注意事項の説明ではBMK福岡の小辻庵くんが登場。いおたん髪型がめちゃくちゃかわいかった。そして、ひとりで客席煽ってる姿を見て「見ないうちにしっかりしゃべれるようになってる〜!」とまたもや盆と正月にしか会わない叔母さんみたいになりました。私はいおたんのことを概念上の甥っ子だと思っている節がある。BMK福岡のみんなでまたイベントしたいね。

今回は隊長(ナレーション)の指令によって隊員(誠)たちが宝物を探すというストーリー仕立てのライブ。探検隊スタイルで登場した誠にステージ上の宝箱を開けるように指示があり、その中には明太子が。「明太子を使って胸キュンさせてみろ」という指令に挑んだのはつっちー。詳しい台詞は覚えてないんだけど、最終的に「お前のこと食べちゃいたい」とか言って、キャーってなりました。しかし、マジレッサー平松の「『明太子を使って』って言われたのに、『明太子に向かって』じゃん!」ってツッコミ、なかなか鋭い。私は胸キュンしたので明太子に向かっていても許す。

で、無事に胸キュンさせたってことでステージ脇から旗が飛んできて『Dream Soldier』。これが本当に楽しみで、予習のために先日ボイメンMAGIC第1巻を見返したくらい。で、ずっとドリソルは封印されていた曲だったわけですが、その理由っていろいろあると思うんですよね。「フレッシュ過ぎる」っていう理由は何度か聞いたことあるけど、レディバイとか夢カタだってフレッシュだし、なんならフォルティシモもだいぶフレッシュですからね。だから、それはあまり重要な理由ではないのでは?とずっと思っていて。こういうこと言うのもアレなんだけど、ドリソルってめちゃくちゃ歌いにくいんですよ。音程が取りにくいメロディーライン、文字で説明するのは難しいけど。予習でボイマジ見てた時に改めて気が付いたんだけど、本ちゃんの表情とか全然余裕がなくて、一生懸命音を取ることに集中してる感じで、これは確かに生で歌いたくなかろうなって。旗を使った振付も意外と難しいパターンとかもあったりして、ステージでパフォーマンスする時にちょっと不安になるのも分かる。あとはあまり重要事項ではないけど、歌割とかフォーメーションを6人から5人に変えるのが難しそうだなってのもある。まあ、その他にもいろいろあるんでしょう、ここまで何度か話題になりながらも頑なに歌ってこなかったんですから。でも、今回「歌いにくい」という理由に関しては、全然心配いらないなって思ったんですよ。何様目線だよって感じなんだけど。みんな表情に余裕があったし、音もしっかり取れてたし、正直今が一番キラキラしてるって思った。私は推しにロックオンタイプなのでどうしても本ちゃんの話になるんだけど、「歌いにくそうだな」って思う瞬間は一瞬もなかったし、ずっとアイドルスマイルを保ち続けていて、歌もダンスも完成されてて、もうこれだけで「今回のライブは間違いないな」って思えたんですよね。ドリソルだけで語り過ぎたね、次に行きます。

『BOYS AND MEN夜露四苦』で一人ひとり登場。衣装は『フォルティシモ#ff』のジャケ写衣装。誠の衣装はいつも天才。みんなが途中の台詞を博多弁にしてくれているのを聞いて「本当に誠がツアーで福岡に来てくれたんだ」としみじみ思いました。これぞ地方住みの特権ですね。あと、つっちーのソロダンスが10神ACTORの『君の笑顔にすいとうと!』の振付だったのもテンション上がりました。福岡といえば、で選んでくれたのが嬉しくて、またボイメンと10アクの共演も見たいなって思いました。『READY×READY』はフルで歌うの久しぶりな気がして嬉しかったです。やっぱりレディバイは誠の始まりの曲だから大切だし、無条件で盛り上がりますよね。会場のみんなが待ってましたと言わんばかりに声出てて楽しかったし、ほんでぃコールを煽る本ちゃんはめちゃくちゃかっこよかったです。

少しMCを挟んで「うー!はー!」のコール&レスポンスからの『アッパレ!夢パレード』。うっかりCDを買い損ねていたので(会場で買いました)、この時に初めて聴いたのですが、思っていた以上にカッコよくてびっくりしました。こういう曲調好きなんだよねっていうツボを押されまくり、振付も良い。期待以上でした。しかも、夢パレ歌っている時の本ちゃんの表情が本当にしんどいくらいキマってて、また惚れ直しちゃいました。『DOGI MAGI』はやっぱり何度聴いても正統派アイドルソングって感じで、本ちゃんの「君だけは特別さーーー」でまたドキドキして。あと、ドギマギの好きなところは「誠」って叫べるところなんですよね。ユニット名が合いの手になってるの嬉しいですよね。いつも「誠の5人が大好き」って気持ちを込めて「誠」の名前を呼んでいます。からの『夢のカタチ』。ありがとうとしか言えない。夢カタのキラキラしながらも少し儚げな感じが本当に好きです。笑顔になれるんだけど涙腺が緩むんですよね。そして『サマータイム☆キッス』を福岡で聴ける日が来るなんて嬉し過ぎました。昨年物恥義理ツアーで「夏の名古屋でサマキスを聴くために遠征した」と言っていたくらい、夏に聴くサマキスはいつも特別です。いろいろな思い入れを抜きにすると、純粋に一番好きな誠曲はサマキスかもしれないってくらい大好きな曲です。まあ、結局一番なんか選べないんですけどね。

MCの場所があやふやなんだけど、たしかここでみんなで汗かいていこうぜみたいな煽りがあって、本ちゃんが「皆さんお粉はたきたてですか?」って言ってたのが面白かったです。勇翔の足元には汗で池ができることで有名みたいな話で、本ちゃんが「勇翔が池」って命名してたの笑った。どうしよう、ほとんど本ちゃんの発言しか覚えていない。というか、本ちゃんがしゃべりすぎなだけか?

『帆を上げろ!』『炎・天下奪取』は「日本の夏、ボイメンの夏」っていうレベルで、夏だなって思う。帆!で本ちゃんを肩車するつっちーのなんとも言えない慎重な表情が好きなんですよね。上に乗っている本ちゃんのことを思いやっている感じがして、やっぱりつっちーはお兄さんだなって思う。炎天下でタオル回すのはちょっと意外でした。一瞬タオル回そうとしたけど、狭くてやめました。ああいう時、演者はタオル回してもらいたいんだろうけど、なかなか難しいものがあるよね。どうするのが正解なんだろうか。からの『夢Chu☆毒』ですよ。ちょっとダサくて歌詞にクセがある感じがめちゃくちゃ大好きです。メロディーも一度聴けば耳に残るし、いつものボイメンの路線とは少し違うけど、間違いなくボイメンらしい曲なんですよね。「アモレば」「アモレど」って活用するの面白いし意味不明だし最高です。勝くんの「アモーレ」と「47の都道府へ」が本ちゃんのソロパートになっててすごく良かった。本ちゃんの歌い方にピッタリなんですよね、むちゅーどく。あと、むちゅーどくの歌詞が意外にも勇翔くんに刺さってる話を思い出してニコニコしちゃう。

ここで隊長に「バカの一つ覚えみたいに盛り上がる曲ばっかり歌うんじゃない!かっこいい誠が見たいファンもたくさんいるんだ!」みたいなお叱りがあり、『フォルティシモ#ff』のもうひとつのジャケ写で着用していた花柄衣装にチェンジして『FAKE』。花柄衣装が本当にみんな似合っていてカッコよくてずーっと「天才だ…」って言ってました。やっぱり誠の衣装は天才です。それでFAKEなんて歌われたらもうそりゃ好きですよ。つっちーのパートはそのままに、ゆーちゃむパートを他メンが歌い繋ぐ感じだったので、つっちーがずっとセンターだったのも新鮮だったし、表現が難しいんだけど、ある意味ハーレムみたいな?んーなんか違うけど、つっちーが中心にいて、その周りを入れ替わり立ち替わり他の男達が相手になるみたいな、そういう感じがとても良い感じでした。そして『DESEO』。これはどうしても、何回でも言うけど、私はDESEOに思い入れがあり過ぎて、何度見ても息が止まるほど心臓が締め付けられるような感覚になります。DESEOを歌う誠はいつも特別です。

最後に一人ずつ挨拶があって、本当にこれはいつものことなんだけど、私の記憶力が良ければみんなの言葉を一言一句逃さずに覚えられるのにって悔しくなるくらい、素敵な言葉がたくさんあって、でも、やっぱり覚えられなかった。すっごく悔しい。みんな共通して言っていたのはやっぱり「もっと九州にも来なきゃいけないと思った」とか「こんなに待っていてくれる人たちがいるんだって来てみないと知れなかったことだ」とか、名古屋と福岡は物理的に他の地方に比べて遠いから、それに対するコメントが多かった気がします。その中で、賢ちゃんが「九州にいるみんなにもっと僕らの活躍を見てもらうにはどうしたらいいか。売れるしかないよね。もっと売れて、たくさんテレビに出て、そしたらなかなか会いに来れなくてもみんなに楽しんでもらえる」みたいなことを、本当にニュアンスでしかなくてもっと違う言葉だったと思うけど、こんなことを言ってくれました。賢ちゃんのあの真っ直ぐな瞳で、真っ直ぐな声で、「売れるしかない」って。その通りだと思う。いくらボイメンが今まで以上に大きな会場で、いろんな場所でイベントができるようになったとしても、やっぱりそれだけではダメで、全国どこにいてもテレビでボイメンが見れるってめちゃくちゃ大切なことだと思うし、何よりも嬉しい。そのために「売れる」っていう、正直どうなれば「売れた」と言えるのか分からないけど、今よりも名古屋以外の場所で「今日もボイメンがテレビに出てる」って思えるようになればいいと思うし、ファン以外の人にも「最近ボイメンよく見るよね」って言ってもらえるようになったら、それは「売れた」ってことなんだと思う。だから、私はボイメンにそうなってほしい。ボイメンのメンバー全員がそうなってほしい。そう改めて思いました。でも、まあ、私は本田推しなので本田くんには尚一層のことゴリゴリに売れまくってほしいですね。

そして、『あなたに出逢えたこと』『最前列へ』で本編が終了。ここら辺はもう終わる寂しさと、誠と出逢えたことへの感謝と、いろいろと感極まり過ぎてよく覚えていないのがもったいない。最前列へをこの時初めて聴いたんですけど、そっと背中を押してくれるような、前向きな歌詞が優しくて、爽やかで誠らしい応援ソングだなって思います。

アンコールではツアーTシャツに着替えて『フォルティシモ#ff』で登場。そういえばまだ歌ってなかった、とここで気付く私。本ちゃんが前に「みんなが好き系の曲」って言っていたけど、間違いなく好きですね。全力フルアクセルでキラキラアイドル路線を突っ走る誠が大好き。今の誠がフォルティシモを「新曲」としてリリースしたことに対して、彼らの覚悟みたいなものを感じるんですよ。そもそも誠はボイメンの派生ユニットであって、年上組のYanKee5と区別するために、年下組として、今までずっと王道の、正統派のアイドルソングを歌ってきたんだと思うんですよ。だけど、今やメンバーも20代半ばを過ぎて、祭nine.やBMKといった後輩もいて、必ずしも「年下組」である必要はないし、王道アイドルを下に譲ってもいい、という見方もあるかもしれない。だけど、それでも誠は一貫して王道アイドルを続けていて、しかもそれを更新し続けて、今回フォルティシモを新しくリリースしたということは、これからも続けていくつもりなんだと思うんです。もちろん祭nine.もBMKもボイメンとは一味違う彼らの色を持ち始めて、それが「王道アイドル」とはまた違うものになってきているっていうのもあるんだけど。でもね、誠はきっとこれからもずっとフレッシュに、キラキラで、正統派なんだと思います。それが誠の個性なんだと、改めてこのライブで確認させられたというか、「これが誠です!」って堂々と見せつけられたというか、そんな気分になったのがこのフォルティシモという曲の存在感であって。またグッと来るものがありました。最後の曲は『ONE WAY』。わちゃわちゃしながら歌う誠が愛おしくて仕方ない。本当に楽しそうに、広いステージの上でギュギュッと身を寄せ合って、メンバー同士でふざけ合いながら笑い合いながら歌っていて、それを会場全体で見守っていく空気感が暖かくて、誠を好きになって良かったって思ったし、誠のメンバーみんなが大好きだって思ったし、その誠を応援しているファンのみんなも素敵だなって思ったし、本当にその空間全てを愛した瞬間でした。

終わった後で気が付いたのですが、この日彼らは一度も学ランを着ていないんですよ。フォルティシモを聴いている時に感じたことをまた思い返して、改めて「誠のライブだったんだ」と実感させられました。ボイメンの派生ユニット、という枠を越えて、『誠』というユニットとして、純粋にライブを作った結果そうなったんだと思って、何だか感慨深いものがありました。ボイメンの曲も歌ったけど、どう考えても「誠のライブ」だったんですよね。それがとても嬉しかったです。だから、今回のライブが大好きだったんだと思います。私が今まで見てきた誠はボイメンというチームを盛り上げるためにイベントやライブを行う誠だったけど、今回は純粋に誠の、誠による、誠のためのライブだったんですよ。確かに私はボイメンのファンだし、10人みんなが大好きだし、ヤン5のことも大好きだけど、それでも誠が大好きだって身を以て実感したライブでした。誠ならもっとすごいことをこれからもたくさんやってくれるって本気で思いました。

言葉にするって難しいな。やっぱりどうしても私は誠のことを贔屓しちゃうんだと思う。大好きだからしょうがないんだけど、誠が一番だし、誠が特別。これはもう惚れちゃったから仕方ないんだ。これからも誠のことは信頼できる男達だなって思うし、ずっと好きでいられる人達だなって思います。幸せな時間をありがとう。


おまけで特典会のお話です。興味のある人だけどうぞ。


本田「ちょっと久しぶりじゃない?」
(中略)
本田「今日財津アナ来とったな!」
私「おったー!」
本田「見た?」
私「見た見た!」


どうしても個人が特定されかねない話題だったので、中略。ところで、どうして私は本ちゃんと財津アナの話をしているんだろう。財津アナのことを知らない方に説明すると、福岡ローカル局であるFBSの女子アナウンサーさんです。『バリはやッ!ZIP!』という番組のMCで、ボイメンも何度かこの番組にゲストとして出演しており、今ではバリはやファミリーと呼んでいただけるほどです。財津アナ自身もこの共演をきっかけにボイメンの大ファンを公言してくださっていて、今回のライブも見にいらしていたんです。で、本当は財津アナの話ではなく、福岡で誠のライブが見れて嬉しかったっていうのを伝えたかったんだけど、なかなか上手くいかないものですな。久々な本田くんも男前でした。

めちゃくちゃ楽しい誠のライブを見ると、無性に10人のライブが見たくなります。ホールツアーは9人だけど、今から楽しみです。